【行事名】 羽豆岬の海岸の生き物を観察しよう
【日 時】 2007年5月31日(木) 11:00〜12:20
【場 所】 南知多町師崎羽豆岬海岸
【天 気】 晴れ
【担 当】 森田、降幡
【参加者】 児童130名
(会員:森田、降幡+水産試験場職員)
【内 容】
近年、山も、里も、海も特定の人を除いて人との関わりがなくなっています。生活をしているすぐ近くに山、森、川、海があってもほとんどの人は近づこうとはしません。そんな中、自然は大切にしようと叫ばれているのです。自然を理解せずに自然を大切にする気持ちが生まれてくるものでしょうか。それは難しいと思われます。自然を知り理解するには、たくさんの生き物がそれぞれどのように生活しているかを知る必要があります。情報化社会の中で、自然を知るために高品質の情報がどこでもすばやく最先端の情報機器で手に入れ、知ることができます。これは大変有効な方法ですが、自然を理解するのには不十分です。やはり現地で生き物を採集し、見たり触ったりする現体験が必要であると考えます。
海辺に出て磯の生き物の観察観察をしましたが、子供たちはしばらく海辺にでる機会がなかったみたいで、積極的に生き物を見つけたり採集することができない児童たくさんいました。そこで、生き物が見られるポイントや採集方法をアドバイスする時間をたくさんとりました。そんな関係で観察の様子や採集した生き物を写真撮影する時間がありませんでした。参考に昨年実施された山海小学校の行事での記録山海小学校の行事での記録をリンクしておきますので参考にしてください。(記・降幡)
【観察会の様子】
【左】それぞれの場所を見つけ、採集しました。 【右】ヤツデヒトデの腕は切れやすいが、再生力も強く、ちぎれた所から新しい腕が再生します。
【左】採集したものを種類別にバットに入れます。 【右】子供たちは生き生きしています。
海辺の危険な生き物について説明しています。
【左】潮だまりはたくさんの生き物が見られます。
【中】地元の方がテングサ(マクサ)を採集していました。
【右】メジナの稚魚がたくさん観察されました。
【左】ウミタナゴに似ていますがオキタナゴです。
【中】かわいいギンポの仲間のナベカです。大きいものはかみつきます。
【右】クモヒトデの仲間