【行事名】 初秋の水田・水路の生き物を観察しよう(知多市地域文化センター主催)
【日 時】 2006年9月9日(土) 9:30〜12:00
【場 所】 地域文化センター〜(南東方面)の水田・神田川(ジンデンガワ)水路
【天 気】 晴れ(時々曇り空となり、過ごし易い天候)
【参加者】 一般 大人6人、子供6人
(会員:金内、小川、中井(康夫)、浅井+息子さん、山本、降幡)
【内 容】
暦の上では24節気の白露を迎え、いよいよ秋突入の気配です。文化センターで観察要点・注意事項等を伝え一路、水田・水路に向かいました。間もなくジャンボタニシを観察、金内さんから和名ジャンボタニシで乾田の泥中で越冬しますとの説明を受け、更に歩を進めると可憐な薄黄色の花弁を水辺に開いたアサザ(ミツガシワ科)を発見、降幡さんから、多年生水草で食用植物、茨城・水郷の中心をなす霞ヶ浦では、これの保護活動を展開中、似た花に白い花を咲かせるガガブタがありますとの説明がありました。神田川に降り立つと直ぐに『大きな、うなぎだ〜』の歓声。皆にドヨメキが走りました。ヌマエビ、モズクガニなど多くの水生動物を観察する一方、営農家の悩みの種のスクミリンゴガイの卵塊を散見、同じく外来種のアメリカザリガニが昨年より増えている様に思えました。(小川/記)
【観察した生き物】
◎魚 ヒメダカ、カダヤシ、ウナギ、マドジョウ、スミウキゴリなど
◎節足動物 アメリカザリガニ、モズクガニ、ウスバキトンボ、シオカラトンボ(&ヤゴ)、イチモンジセセリ、キチョウ、ショウリョウバッタ、アメンボウ、コシマゲンゴロウ、クロベンケイガニ、テナガエビ、ヌマエビ
◎その他 クサガメ、アカミミガメ、アマガエル、トノサマガエル、オオタニシ、マシジミ、イシマキガイ、スクミリンゴガイ(和名ジャンボタニシ)、サカマキガイ
【観察会の様子】
【左】美しいスクミリンゴガイの卵塊。【右】最近少なくなった在来種のクサガメ。
【左】出発前の点検をしています。【右】田んぼの中の水路に生き物がたくさん見られました。