【行事名】 奥三河の自然を訪ねて・奥三河支部との交流会 《知多支部秋季研修会》

【日 時】 2005年11月26日(土)〜27日(日) 《1泊2日》   
【旅 程】
◎ 11/26:東海市役所(8:30)=(R1~岡崎経由)=御油の松並木(9:15)=新城市・県指定天然記念物「中宇利丸山の蛇紋岩植生」観察10:50~昼食~14:30)=鳳来町・四谷千枚田(15:15)=奥三河総合センター(16:45〜懇親会・泊)
◎ 11/27:総合センター(8:30)=設楽町・おしどり観察=三河炭やき塾(9:45)=段戸裏谷原生林散策観察(11:30~昼食~15:30)〜帰名
 
【天 気】 両日とも晴れ
【参加者】 
  ◎知多支部 榊原(正)、榊原(靖)、降幡、南川、浅井(子供1人)、竹内(秀)(子供2人)、牧野、永田、桑原、吉川、小川
  ◎奥三河支部 今泉、熊谷、小山、杉山、山田、塩瀬、村上、神戸、中居  
【内 容】
 《中宇利丸山の蛇紋岩植生観察》奥三河支部長・村上和彦さんはじめ総勢12名の熱烈歓迎の中、現地に向いました。熊谷 尚久先生の熱意のこもった説明と会員の皆さんの一丸となったご案内を頂きました。マグネシアを多量に含む超塩基性岩は表土が浅く,母岩が露出するという地形的特性のため矮性のアカマツの疎林,ヒロハドウダンツツジ,ヤマツツジ,シモツケなどの低木が多くウブノケ,ムラサキセンブリ,ヤナギノギクなどの蛇紋岩植生を示す植物を観察しました。正に火口丘,枯れ山,しょぼしょぼのアカマツ林でした。地質学上は西南日本を二分する中央構造線の外帯(南側)の三波川帯(サンバガワタイ)岩石です。花の終りを告げる可憐なリンドウの花風情が印象的でした。
 《段戸裏谷原生林の観察》樹齢200年以上のモミ、ツガなどの常緑針葉樹林,ブナ,ミズナラなどの落葉広葉樹林で構成される愛知県最大の貴重な原生林です。その総面積は約140ヘクタールもあり、特に原生ブナ林は大地に染み込んだ水を大量に保ち続けることから、別名“緑のダム”とも呼ばれています。(小川・記)

【観察した生き物】
《中宇利丸山の蛇紋岩植生》
◎植物 
  アカマツ,ヒサカキ、ヤマモモ,ツリガネニンジン,カマツカ,ヤマジロ,ズミ,ホオノキ,ミシマサイコ,ネズミサシ,ジングツツジ,キノハドウダン,マツムシソウ,エンシュウハグルマ,キンランコバノトネリコ ほか
◎その他
 ノスリ,ノウサギの糞 など
《段戸裏谷の原生林》
◎植物 
  モミ(種含む),ツガ(同左),ブナ,ミズナラ,リョウブ,コバノトネリコ,ミズメ,コシアブラ,アブラチャン,ウワミズザクラ,サワラ,コハウチワカエデ,アカシデ,カナクキノキ,ヤブツバキ,ミヤマシキリ,ダイコンソウ,シキミ,ケンポナシ,ヒカゲノカズラ ほか
◎その他
 ミソサザイ、テンの糞(?) など

【観察会の様子】
  
【左】新城市中宇利の蛇紋岩でできたの丸山。蛇紋岩植生の解説を聞いてから観察をしました。
【右】段戸裏谷では、落葉樹の葉がほとんど落ちて冬の装いでした。

 
奥三河支部のみなさんに温かく迎えていただき、楽しく有意義な交流会ができました。
観察会の様子(続き)
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