【行事名】 野草と虫たちの生活をのぞこう

【日 時】 2006年4月8日(土) 9:30〜13:00
【場 所】 東海市市民病院→図賀奈池
【天 気】 曇り→小雨→薄曇り
【参加者】 一般 大人14人、子供21人
        (会員:吉川、村瀬、岩崎、早川、黒江、浅井、森田、山本、降幡)
【内 容】
 東海市民病院の駐車場に集合。集合時から空も雪が怪しい。低気圧の接近を感じる。
駐車場の周りの桜やトウカイタンポポとセイヨウタンポポのちがいを観察しながら、「芦池公園」へ。ソメイヨシノとヤマザクラのちがいを観察。例年なら公園の池に蛙の卵が見られるが、今年は見られない。ヤマモモの雄花が開花していた。
 図賀奈池へ向かう。田んぼにはいろいろな野草=食材が並んでいる。子ども達も大喜びで野草を手にしている。只、気温が低いので、昆虫の活動が見られない。タンポポ、ツクシ、スギナ、カキドオシ、ホトケノザ(コオニタビラコ)、ハハコグザ、アリアケスミレ、セイタカワダチソウの新芽を摘んでいく。天ぷらの準備を進めていると、にわかに雨が降り出す。風もかなり強くなる。池の土手の奥に天ぷらをセットしてから、森の奥へ、春の使者「ショウジョウバカマ」の花を探しに入る。今年も10株くらいが生存していてほっとする。5株ほどが開花している。鈴鹿山系や長野県で見るものとちがい、背丈が高い。水のわき出すところにひっそりと寄り集まるようにして咲いていた。近くに「ユキノシタ」の株もあるので、食材にいただいていく。さらにリョウブの新芽もたくさん出ているので、これも食材に。さて、野草の天ぷら会の開始。シェフ山本の指揮の下、次々に揚げていくが、次々に皆さんの口に入っていく。変わりどころでは「ガマ」の新芽の元。癖のない味で歯ごたえがよい。ヤブツバキの花もほんのり甘くおいしかった。もったいないので、採集したものはほとん残らずいただいた。人気商品ナンバーワンは「タンポポの花」。次は「リョウブの新芽」。終了した時点で、春の嵐が運んできた黄砂も観察できた。(記・村瀬)
【観察会の様子】
 
【左】お昼にハハコグサ、ツクシ、スギナなどをテンプラにし、試食しました。
【右】かれんなアリアケスミレが路傍に咲いていました。


【左】サクラが満開の中、散歩に出発です。
【右】ワラビを見つけました。

観察会の様子(続き)
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