【行事名】 大池公園のキノコを観察しよう
【日 時】 2005年9月19日(月)敬老の日・ 9:30〜11:40
【場 所】 東海市大池公園
【天 気】 晴れ
【参加者】 一般 大人10人、子供10人
(会員:降幡、岩崎、吉村、早川、森田、浅井、山田和、村瀬)
【内 容】
9月に入ったとはいえ、残暑と言うにはひどすぎるくらいの「夏日」が続いています。雨もほとんど降らず、ツクツクボウシの声がまだまだ聞こえてくるほどの暑さの中、秋の使者・森の妖精〈キノコ〉を求めて参加者27名が集いました。9:30から11時まで大池公園の中を思い思いに散策し、キノコを採集しました。「いつもの場所〈今までキノコが観察された場所)」へと先頭を切ったのは、指導員でした。さすがに乾燥した森の中を歩いていくと、スズメバチの巣もありました。降幡指導員の予想通りに、その近くで「ウスヒラタケ」の株を発見。さらに柳の株を目当てに移動。池の近くでは彼岸花も咲き始めていました。さらに「オオワライタケ」を探しに小高い場所に移動。そこでは既に「アベマキ」のドングリがたくさん落ちていました。アオギリの船のような実もありました。これはあとから、参加者全員で「カカオ」の仲間の果実を味わいました。集合場所で、いつものように紙皿に採集したキノコを並べ、降幡指導員による名前付けをしました。キノコの大切な役割の話や生えてくる場所についてお話を聞きました。指導員の中にはキノコの端をかじって味見をしたものもいました。暑い日差しを浴びながらも自分たちの生き方を全うしているキノコ達に出会えた観察会でした。(村瀬・記)
【観察キノコ】
ノウタケ・カレバキツネタケ・オオワライタケ・キッコウアワタケ・オオシロカラカサタケ・アカキツネガサ・コフキサルノコシカケ・ダイダイガサ・ウスヒラタケ・ホウロクタケ・ウズラタケ・クロコブタケ・ハラタケ類・粘菌類のサビホコリ
【観察会の様子】
【左】キッコウアワタケです。イグチ科の仲間で、食用にできます。しかし、自信の無い人は食べないでください。
【右】オオワライタケ(毒)です。名前の通り、幻覚作用をおこします。