【行事名】 常滑多屋海岸で海辺の生き物を観察しよう
          常滑市中央公民館主催


【日 時】 2005年8月19日(金) 9:30〜11:40
【場 所】 常滑市多屋海岸
【天 気】 晴れ
【参加者】 一般 大人14人、子供21人
        (会員:森田、加藤、中井三、田中、降幡)
【内 容】
 今年、2月に開港した中部国際空港の北東約3キロにある多屋海岸で海辺の生き物の観察を行いました。知多半島に住む一般の人は、海に近いところに生活し、時々海に出かけているのですが、以外に海辺の生き物について知っている人は少ないような気がします。今回のような目的で興味を持って海辺の生き物を観察すると、普段見過ごしている様々な生き物を発見することができます。そして、海辺で確認した生き物の種類によって海の環境を知ることができるのです。ここの海岸では、今回が初めてですので比較することはできませんが、生き物がどう変化するか引き続き、観察してみることが大切であると考えます。
 真夏の暑い中、子供も大人も夢中になって生き物を観察しました。待っていては生き物と出会うことはできません。岩かげ、石の下、砂の中、波の合間を積極的に生き物との出会いを求めて活動をしました。その結果、たくさんの生き物を確認することができました。

【観察した生き物】
カニやエビの仲間 
   スベスベオウギガニ、オオギガニ、カクベンケイガニ、ヒライソガニ、イシガニ、イソガニ、ホンヤドカリ、ヨコバサミ、シロスジフジツボ、イワフジツボ、ワレカラ。
サカナの仲間
 メバル、タケノコメバル、ナベカ、イダテンギンポ、アゴハゼ、ミミズハゼ。
その他
     シロボヤ、イボニシ、マガキ、カラマツガイ、ナミイソカイメン、タテジマイソギンチャク、ヨロイイソギンチャク、エゾカサネカンザシ、ミズクラゲ。
植物
    オゴノリ、アナアオサ、アマモ、オオフタバムグラ(帰化)。
海岸で拾った貝殻
    アカニシ、ウチムラサキ、サルボウ、ナミマガシワ、シマメノウフネガイ、アサリ、タイラギ。
【観察会の様子】
 
【左】ギンポの仲間のナベカです。    【右】左ナミイソカイメン、右イボニシの卵です。

 
いろいろな生き物に触ることができました。触ると思い出が残ります。

観察会の様子(続き)
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