【行事名】 秋の森を探検し、実りを見つけよう

【日 時】 2005年11月19日(日) 9:30〜12:00
【場 所】 東浦町生路「東浦高校」北 雑木林の中
【天 気】 晴れ、弱風だが寒かった
【参加者】 一般 人
        (会員:桑原、岩本、浅井、森田、降幡、平松俊、中井)
【内 容】
 春にもまわったコースを行く。春には花が咲いたり芽が出ていたりしたものが、実がなったり葉が紅葉していたりして、春とはずいぶん変わった感じになっていた。また、昨年の秋とも比べてみても、去年はたくさん実がなっていたのに・・・といったものもあった。桑の木に実がなっているのがみられて、なんだか季節がおかしくなっているのか?と感じられたこともあった。
今年は、いつまでも暑かったせいか11月後半になって風に当たると急に寒くなった感じがした。ススキではない、オギが風にたなびく様子は寒さをよけい感じさせるようだった。が、風のないところではキチョウや、アキアカネが飛んでいた。シャシャンボやカマツカの実を味わったり、サワフタギのルビー色の実に見とれたりした。また、すこし時期は遅かったがヤマノイモのムカゴや、アケビも味わった。ある、「秘密」の場所にある、センブリを見に行ったが今年も無事に花を咲かせていた。これは、本当に2年経たないと花が咲かない2年草で、岩本さんが種を蒔いて芽を出させることに成功している。途中竹藪の中は、足の下がふかふかの布団のようにやわらかく、落ち葉の根を守るための布団であり表であることを改めて感じた。ほとんど整備もされていないあれ放題のところが多いが、開発されずに残ってほしいと願うばかりである。

【観察会の様子】
  
【左】美しいダニがいました。植物を分解してくれるアカケダニでしょうか。
【右】温暖化で生息域を北に広げているクロコノマチョウを何頭かみました。

  
【左】日当たりのいい痩せ地にセンブリが残っていました。苦味胃腸薬として有名です。
【右】美しい青紫色のサワフタギの果実です。

観察会の様子(続き)
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