【行事名】 知多市大草公園周辺の朽木の虫さんに会い自然環境を考えよう
        (主催:知多市地域文化センター)


【日 時】 2007年3月10日(土) 9:30〜11:30
【場 所】 知多市大草公園周辺域
【天 気】 晴れ
【参加者】  大人13名、子供17名
   (会員:沖田、降幡、榊原正、吉川、中井康、浅井+息子さん、平松俊、石原、山本、門脇+奥さん+娘さん2、村瀬、小川)

【内 容】
 移動性高気圧に覆われ好天に恵まれた観察会となりました。地域文化センター内で観察の心構えなどを説明した後、皆で観察サイト近くの地蔵寺駐車場に向かいました。現地では降幡さんから「キノコ菌が木を分解してカミキリの幼虫がそのうちの比較的堅い朽木を食べるのに対しコクワガタの幼虫は柔かい朽木を食べます。そしてカブトムシの幼虫はカミキリムシやコクワガタの糞も食べる という風に幼虫夫々が食べ物の住み分けをしています」とのお話を聴きました。枯れ葉の下からは森の掃除屋さんのモリチャバネゴキブリも沢山観察されました。皆が採集した生き物をブルーシートに集約し、平松さんから個々に振り返りをして頂きました。朽木がきれいに片付けられ、心配していた割には実りの多かった生き物観察会となりました(小川/記)。

【観察した生き物】
◎朽木の中の幼虫類 
  カブトムシ、クワガタ、コクワガタ、キマワリ、カミキリムシ、コガタスズメバチなど 
◎朽木の中の成虫類
 コクワガタ、キマダラカミキリ、ダンゴムシ、ウバタマムシ(死骸)、アオズムカデ、コメツキムシ、ハサミムシ、ハラビロヘリカメムシ、チャバネアオカメムシ、エグリゴミムシダマシ、モリチャバネゴキブリ、ハシリグモ、ヒゲジロハサミムシ、アリ、カタツムリ、ミミズなど
◎その他
 ヌリイロトラノオ(シダ)、ミミズバイ、襲われたキジバトの羽根、トビの死骸ほか

【観察会の様子】
 
【左】それぞれ思い思いの場所で虫を探しています。 【右】コクワガタの成虫が越冬していました。

 
【左】カミキリムシは横に広い穴を作ります。  【右】ヤスデの仲間とアミメアリでしょうか。

観察会の様子(続き)
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