【行事名】 初冬の佐布里池南岸周辺の自然環境観察(主催:知多市環境課)

【日 時】 2006年12月 23日(土)  9:30〜12:00
【場 所】 知多市佐布里池の西南岸周辺域
【天 気】 晴れのち曇り
【参加者】  大人7名、子供3名
   (会員:中井(康)、降幡、森田、平松俊、浅井、山本辰、古川、山田絹、吉房、高橋、小川)
【内 容】
 水の生活館駐車場に集合、佐布里池の鵜や野鳥類の生息状況などを観察主眼とすることを伝え自己紹介の後、出発しました。水の生活館の東側の広場で野鳥の声を求めましたが姿も無く、目標地点の池南岸の巻き道を辿り始めると好物のミカンを啄ばむヒヨドリに迎えられカケス、ヤマガラ、ツグミ、シロハラ、ジョウビタキなどで賑々しい野鳥の冬の声を聞くに及び、さすが野鳥の宝庫の感です。水鳥たちを驚かさぬ様にして鵜の生息地が遠望できるサイトに近寄れば鵜の糞で樹氷と紛うほどの風情が目に飛び込んできました。コロニーと思しき棲み家も見られました。ウソの澄んだ鳴声も聴こえてきました。当地には珍しい白色の小綸花を沢山つけたノハタカラクサや黒紫色の果のうを付けたイヌビワ、ミニトマトに似た綺麗な実のフユサンゴなどを観察しながら帰路に就きました。(小川/記)       
【観察した生き物】
◎植物 
  シイノキ、タブノキ、トベラ、ヤブニッケイ、ネズミモチ、カラスウリ、スズメウリ、ビナンカズラ、アケビ、フユサンゴ(タマサンゴ)、イヌビワ、ヌスビトハギ、ノイチゴ、ノハタカラクサ、ハッサク、カンスの仲間、シダ類の仲間、ロウバイの種 など
◎昆虫
 ナナホシテントウ、エグリゴミムシダマシ、ヨツコブゴミムシダマシ、ハエの仲間、ユスリカの仲間、ガガンボダマシの仲間
◎鳥
 カワウ、マガモ、ウソ、アオジ、ミサゴ、オオタカ、ヒヨドリ、ヤマガラ、ジョウビタキ、ツグミ、カケス、シロハラ、メジロ、ウグイス、ハシブトガラス、襲われたキジバトの羽根 ほか
◎その他
 (キノコ類)クロコブタケ、カワラタケ など
【観察会の様子】
 
【左】営巣しているカワウ。  【右】枝が白いのはカワウの糞。

 
【左】畑の土手に咲いたコスミレ  【右】フユイチゴ

観察会の様子(続き)
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