【行事名】 佐布里の蜜厳寺付近の環境を見よう(知多市環境課・自然調査隊)

【日 時】 2006年11月18日(土) 9:30〜12:00
【場 所】 知多市佐布里の蜜厳寺付近
【天 気】 晴れ
【参加者】 人
   (会員:降幡、南川、森田、平松俊、中井康、山本辰、山田絹、蔦谷、大野、高橋)
【内 容】
 知多四国八十八ケ所のお寺が五寺も一ヶ所に集った厳粛・静寂な趣きの中に昔ながらの田園風景が残っていて心落ち着くところです。密厳寺の裏山には「ヤマモモ」「アベマキ」「アラカシ」などの大きな木が残り「アズキナシ」が可愛い赤い実をつけ、お寺の境内には「シナノガキ」(別名マメガキ)、「マユミ」が小さな実をつけ晩秋の季節を感じさせました。周辺には樹木の育成に邪魔をする竹が生い茂り、その竹を何かに利用できたらと話し合いました。時間が短く感じるような観察会でした(蔦谷/記)。
【観察した生き物】
◎植物 
 シナノガキ、カラムシ、イヌタデ、ヤマガキ、コオニタビラコ(ホトケノザ)、セイヨウタンポポ、オオジシバリ、アキノノゲシ、ハルノノゲシ、ヨモギ、カラスノエンドウ、オオアレチノギク、 アベマキ、アズキナシ、コナラ、アラカシ、スダジイ、モチノキ、ハゼノキ、ヤマノイモ、カクレミノ、エノキ、アカメガシワ、カナメモチ、トウゴクシダ、ヘクソカズラ、ホトケノザ、イヌホウズキ、イモカタバミ、アサガオ、セイヨウタンポ
◎昆虫
 チョウ:キチョウ
 トンボ:アキアカネ
 甲虫:ヨモギハムシ
 バッタ:コバネイナゴ、シバスズ、マダラスズ、
 ハエ、アブ:ホソヒラタアブ、ツマグロキンバエ、シマハナアブ、キゴシハナアブ
 その他:セイヨウミツバチ、モリチャバネゴキブリ、クロヤマアリ、クロオオアリ
◎野鳥
 ヒヨドリ、ムクドリ、カケス、ヤマガラ、メジロ、ハクセキレイ、モズ
◎その他
 
【観察会の様子】
 
【左】シナノガキガお寺に植えられていました。柿の台木や渋採集に使われます。 【右】繊維植物のカラムシ各所に生えていました。栽培されていた物でしょうか。

 
【左】アカノマンマ(赤飯)としてままごと遊びに使われた植物です。 【右】ヤマガキ。柿の原種で接木の台木にされます。

観察会の様子(続き)
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