【行事名】 秋の信濃川をのぞいてみよう(梅の館主催)

【日 時】 2006年9月16日(土) 9:30〜11:40
【場 所】 知多市信濃川
【天 気】 くもり
【参加者】 一般 大人12人、子供6人
        (会員:金内、山本、浅井、森田、中井、降幡、吉房、加藤、吉村、村瀬)
【内 容】
 非常に強い台風13号が沖縄の西にありその影響でしょうか、時々パラパラと雨が舞っていました。しかし、大きく崩れそうにないので決行しました。梅の館から観察する現地まで徒歩で移動しました。信濃川は両端がコンクリートの壁で、川に降りるところがないのでアルミのハシゴを使って川に降りました。川は最近浚渫された為、ずいぶん高低差があり、降りるのにチョットした冒険的気分になりました。川底に土がたまった部分があり、そこにマコモが繁茂し、生き物が住み易い環境となっていました。川底の所々が砂質になっていたので、砂質のところが好きなカマツカがたくさん観察できました。水質が良くなっているのでしょうか、石の下できれいな水に住むウズムシを観察しました。また、それぞれ違う環境に住んでいるタイコウチとヒメタイコウチを観察することができました。
 参考に全国水生生物調査指標生物の下敷き図鑑を紹介します。 (記・金内、降幡)
【観察した生き物】
◎両生類   アマガエル、ヌマガエル
◎魚類  カマツカ、フナ、タモロコ、オイカワ、トウヨシノボリ、スミウキゴリ、メダカ、カダヤシ、ドジョウ
◎節足動物 シオカラトンボ、ユスリカの仲間、トビケラの仲間、アメンボウ、マツモムシ、コオイムシ、タイコウチ、ヒメタイコウチ、モクズガニ、アメリカザリガニ
◎植物   マコモ、モクゲンジ?
【観察会の様子】
 
【左】タイコウチ。呼吸管が長く、水中にもぐり水中で生活しています。
【右】ヒメタイコウチ。呼吸管が折れているのではなく、短く、水辺や湿地などで生活しています。今回は2種のタイコウチの仲間が見つかりました。


【左】慎重にハシゴを一人ずつ降りました。
【右】早速、何か採れたみたいです。

観察会の様子(続き)
アルバムへ   トップページへ