【行事名】 水源の森の大切さを考えよう(知多市環境課・自然調査隊)

【日 時】 2006年5月27日(土) 9:30〜11:40
【場 所】 知多市佐布里池東の水源の森(照葉樹林)
【天 気】 くもり
【参加者】 一般 大人5人、子供0人
        (会員:山本、中井、森田、吉房、降幡)
【内 容】
 知多市佐布里上加世端は、佐布里池東の半島状に出た地域で、クスノキを主体とした照葉樹林となっています。ここは佐布里池が建設される当時は、知多の典型的植生であるマツを主体とした貧栄養の薪炭林であったと考えられます。そこをこの地方の潜在植生を考え、クスノキ、タブノキ、シイノキ、アラカシ、クロガネモチ、等が計画的に植栽されたと考えられます。それが順調に成育し、現在、鎮守の森が出来上がっています。森の中心に遊歩道が作られ、縁にナンキンハゼが植栽されていましが、周りの常緑広葉樹が生長し遊歩道まで伸びナンキンハゼが衰退し、一部、枯れたところが出ていました。そんな環境の中を観察したところ、ハルの草花の時期は終わり、新緑を向かえたためガの仲間の幼虫がたくさん見られました。

【観察会の様子】
 
【左】写真の植物はヨモギですがツルウメモドキを食べるヒロオビトンボエダシャクのサナギです。
【右】コウゾリナ。ナの付く植物名は野菜として利用されたものです。


 虫さん嫌いもいましたが、自然界の一員として理解していただきました。

観察会の様子(続き)
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