【行事名】 知多地域みどりの少年団交歓会
【日 時】 2004年10月17日(日) 9:00〜14:30
【場 所】 阿久比町勤労福祉センター(エスペランス丸山)
【天 気】 晴れ
【参加者】 一般 大人21人、子供137人
        (会員:降幡、加藤寿、南川、畠、稲生、榊原靖、吉川、森田、中井三、牧野、平松裕、田中、桑原、岩崎、平松俊、山本、鈴木純、浅井、鈴木樹、榊原正、山田和、村瀬)
【内 容】
 今年は知多地方にある神社の中でもすぐれた常緑広葉樹の森で知られた、箭比(やひ)神社を中心として行われました。神社は1100年以上前から祀られ、幾つかの民話にも出てくる由緒ある所です。境内には極相林に近い優れたシイの純林があり、入り口左側にはアベマキとヤマモモの巨木が生育しています。正面に生育しているヒノキとスギは40年ほど前にシイの純林を切り開いて植えられたものが成長したものです。林縁部にはクロマドボタルがたくさん生息していて、梅雨時はたくさん発光しているのが見られます。神社の北東側は自然豊かな谷戸となっていて、水田にホトケノザ(コオニタビラコ)、ハハコグサ、セリなど、最近見られなくなった春の七草が見られます。また、湧水からの水路にはトウキョウサンショウウオが見られます。しかし、最近、外来種のアメリカザリガニが進入したためかトウキョウサンショウウオが見られなくなりました。
 先輩は季節に応じ、毎日神社で、シイのみを拾い、アケビなどを採りおやつとしたり、かくれんぼ、缶けりをしたりして遊んでいました。大人は里山に入り、燃料である薪を採集したり、畑や水田の肥料とする落ち葉を採集したりして生活していました。その名残がたくさん見られる箭比神社周辺です。
 今年は鎮守の森から自然のお恵みの一部をいただき、自然物を利用して工作を行いました。工作にに使用した材料の写真も載せてありますのでごらんください。
【交歓会の日程】
9:30   開会式
9:45   自然観察・ネイチャーゲーム
11:30  昼食
12:30  森のお恵みで工作
14:00  まとめ・閉会式
  
【観察会の様子】
 
【左】もう直ぐ開会です。    【右】箭比神社でネイチャーゲーム「カモフラージュ」を真剣にしてます。

 
【左】自然物を利用して工作の説明をしています。   【右】作品の一部です。

観察会の様子(続き)
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