カブトムシの幼虫に噛(か)まれた
  カブトムシの幼虫の♂(オス)の証拠
2021.2.15 アップ              
 皆さんは、カブトムシの幼虫がオスかメスかを "執拗" にチェックすることはないと思いますので、まず、噛まれることは有りません。
 興味お有りの方はご覧下さい。
 写真説明の後に噛まれた当日の状況を記載しました。


【左】この状態(牙が爪の上)で♂♀(オスメス)チェックすれば安全。しかし、普通は頭(口) が親指の腹に当たる状態になる。
【右】チェック(or 撮影)に長く掴んでいると熱が幼虫に蓄積し幼虫が活発化。時に、口の前の親指の腹を噛むことになる。


【左】消毒後の噛まれ跡       【右】オスの証拠。腹のお尻側にv字模様。2〜3mmのVの字


【左の1枚】

今回、噛まれてみて、"牙(きば)" の正式名を調べました。
写真の爪の上の "牙" の部位は
大顎(おおあご)と言う名称でした。

いずれにしても、
♂♀(オスメス)のチェックは、結構、難しいので注意しましょう。

【当日の状況】
 2021.2.7 の観察会でカブトムシの幼虫の♂(オス)の証拠を撮ろうとしていたときに噛(か)まれた。
 以下は、その時の状況…↓
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 非常に痛い(大きめのカニにハサまれたぐらいに…)。
 カニなどは水に入れると離す場合が多いので、噛まれていた親指と幼虫を腐葉土の中へ20〜30秒ほど入れてみたが離れなかった。
 手で引っ張って離そうとすると、幼虫のカラダにこちらの手の熱が伝わって、噛みつき力が益々強くなり痛さが増す。
 指導員がピンセットを持っていたのでそれで幼虫の"牙"の片方を掴んでそれを開ける方向に引っ張って、ようやく、離すことが出来た。
 ピンセットが無かったらどうしたか。きっと、いつも腰にぶら下げている"剪定バサミ"で幼虫の頭部あたりを切断したことでしょう。
 離れた後、指導員が持っていたアルコール消毒液でしっかり消毒して一安心した次第です。
 ホントに痛かったです。