ルナリア(Lunaria annua)

 過日(2016.5.14) の知多自然観察会役員会場で、中井三従美さんが紹介したした植物です。
 パッと見、何ら目立つような花ではないのですが、その果実の状態をよく見ると、今までの体験になく、珍しいものと直感しましたので皆さんにも紹介します。
 (当然、園芸植物です。ただし、田舎の道ばたでも見たことはない…あったとしても目立たなく気づかないかも…)
 なお、中井さんがこの花壇の持ち主に種名を尋ねたら“コバンソウ(小判草)”と呼んでいたとのことでした。

写真提供:中井三従美   ホームページアップ:2016.5.18 榊原正躬            

 いつものように、帰宅後、ネットでチェックしたところ、この果実のドライフラワーが利用されるようですが、当然ながら、私は見たことがありません。
 下記に示す「その他の名前」はこのドライフラワーが由来でしょう。
 ルナリア

 ・和名…ゴウダソウ(合田草)

 ・その他の名前
  ギンセンソウ(銀扇草)、オオバンソウ(大判草)、
  マネープラント、コインプランツ、マニーツリー( Money tree=マネーツリー)


  写真クリック→ビッグサイズの写真


【左】葉と実が分かりにくいので…(^_^;)    【中】この株を正面から撮る      【右】実(果実)を近くから撮る


 <以下の写真について>
 当日(役員会終了後)、中井さんから昨年の実のついた茎をいただいたので、帰宅後、解体した。そのときの写真です。
写真提供:榊原正躬            


【左】このような状態のものをもらった  【中】茎から離れた実の皮をめくりとった  【右】もう片側の皮もめくった


【左・中】実を1ヶ、茎からとって、同様に皮をめくりとった  【右】種子と中央の膜(隔膜)。この膜が銀色に反射する



  
【左】解体(?)終了   【中】果実の柄を茎にくっつけて立ててみた   【右】果実の構造:ここからの拝借(コピー)