シラタマホシクサの()わり(だね)

 過日(2015年9月5日)、会員の宮内氏から「…昨日、変わったシラタマホシクサの花を見つけました。…」とのメールを受信した。
 添付の写真が小さくよく分からなかったので、もっとビッグサイズで再度の送付を依頼した。
 しかし、再メールが来ないまま阿久比湿地の観察会当日になった。
 そこで、まず、宮内氏制作の“標本”見せてもらった→ページ後段を参照。
 その後、湿地内でわずか一株の“変わり種”の実物を見せてもらった→下記写真参照。
 確かに、変わり種であった。今までで初めて見たものであった。
撮影:2015.9.13 観察会当日            
        写真クリック→ビッグサイズの写真


【左】写真中央に対象の花                     【中・右】同左の近接撮影  白い玉=正常  線香花火みたいに広がったもの=変わり種
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<追記>
 シラタマホシクサはアチコチにいっぱい咲いていた。正直言って、私は、どこかに標本みたいな花がないかとそれなりに目を配りながら観察者用木道を歩いていた。しかし、目に入らなかった。観察コースの最終場面で宮内氏が「ここに一株」と指さした。指さされた先にあった花が上記写真である。標本でなく、本物を見てあらためて不思議な感を持った。


<標本:宮内氏作> ※ビニルケースに入っているためピントが今一


【左】 標本全体イメージ      【右】  花の部分を接写


【左・右】  標本のコメント部分の拡大