知多自然観察会報告書
【行事名】 東海市エコスクール「加木屋緑地の生き物を調べよう」
【日 時】 2017年8月6日(日)9:30〜11:30
【場 所】 東海市加木屋緑地 公園
【天 気】 晴れ
【担 当】 平松俊、岩崎、浅井、南川
【参加者】 一般31名 大人12名 子供19名 東海市職員3名
(指導員:平松俊、岩崎、浅井、南川)
【内 容】
朝からカンカン照りの暑い夏空の中で子供たちの元気な声と姿に励まされて観察会が開催されました。第一駐車場付近での林の木陰で市生活環境課から今回の観察会の趣旨説明と挨拶があり、観察会から観察時の注意事項と観察時のポイント説明をして御雉山周辺から観察を始めました。御雉山に至る観察路は昨年より緑が豊かになり、子供たちはタモを片手にトンボやチョウチョ、バッタを追い捉えた獲物を虫かごに入れて暑さも忘れて元気に観察をしていました。御雉山観察後第一駐車場北の林の中を観察しました。今年はカブトやノコギリクワガタも見つかり夏ならではの観察会になりました。最後に林の下の図賀奈池周辺を観察しました。今年はトンボやバッタ等昆虫類が減少傾向になっていますが、(参考までに2015年54種類・2016年46種類・今年は39種類である)最後の分かち合いでは個々に捕らえた子供たちの虫かごの中の昆虫を一人ずつ、名前を説明されると、子供たちは捕らえた昆虫を満足げにあらためて観察して、意義深い、楽しい観察会になったようです。(記 南川)
【観察した生き物】
◎昆虫
ヤマトシジミ(A・C)、モンキチョウ(A・C)、キチョウ(ABC)、ナミアゲハ(C)、ナガサキアゲハ(A)、
アオスジアゲハ(B・C),ツマグロヒョウモン(B,C),モノサシトンボ(a)、シオカラトンボ(c)、
オオシオカラトンボ(C)ナツアカネ(C)、コノシメトンボ(C)コシアキトンボ(AC) カブトムシ♀(AB)ノコギリクワガタ(AB)、マメコガネ(AC),カナブン(AB),ウスバカミキリ(AB),キマワリ(BC)
ユミアシゴミムシダマシ(A、B), 、ショウリョウバッタ(ABC)、クルマバッタモドキ(AC),
イボバッタ(A)、キリギリス(声)(C)、クビキリギス幼虫(A)、クサキリ幼虫(A)、エンマコオロギ幼虫(C)、オオカマキリ幼虫(AB)、ハバビロカマキリ幼虫(C), アブラゼミ(C)、ニイニイゼミ(声)(A)、アオバハゴロモ(C)、ホソヘリカメムシ(AB),トックリバチ類(C),クロアナバチ(B)クロクサアリ?(C)
ヤブカ類(ABC),キンバエ類(C),ニクバエ類(C)
( )中A:図賀奈池周辺、及び東屋広場、B:図賀奈池から第一駐車場までの林内、
C :第一駐車場から御雉山周辺。
【観察会の様子】
観察会の開始の挨拶と観察時の注意事項を説明しています。
御雉山への観察路 ムシさんいるかな コナラの葉裏に産み付けられた卵
どんな虫さんになるのかな?
シオカラトンボ捕えたよ バッタ・トンボ・アブラセミ捕らえたよ
みんなが捕らえた虫さんを説明します。 この虫かごは誰のかなー
カブトムシ・ノコギリクワガタが入っています
ナミアゲハもいるね この虫かごは誰のかなー アオスジアゲハ・トンボ等捕らえたよ
一人ひとりが捕らえた虫さんを順番に説明しています。