【行事名】 「聚楽園公園しあわせ村の生き物観察」 主催 東海市エコスクール(平洲保育園)   

【日 時】 2014年7月26日(土) 09:15〜11:30
【場 所】 しあわせ村 集合:聚楽園公園北P
【天 気】 晴れ
【担 当】 平松俊
【参加者】 一般44名 (概ね大人20名、子供24名)、市職員(保育士4ほ、生活環境2名)
      (指導員5名:平松俊、畠、竹内秀、岩崎光、森田琢)
【内 容】
 ぎらぎらお日様と競争するように鳴くクマゼミ、アブラゼミたち。初めのうちは、セミの抜け殻をうれしそうにとって大事そうに虫かごに入れていたのに、だんだんそれも飽きる頃になってバッタやチョウを見つけタモを振り回します。かごの中で、食べるー食べられるのバトルを目にする機会にも恵まれました。日陰で水分補給を忘れないようにしながら、真っ黄色にほほえむひまわりの周りを通って水辺にくるとトンボ銀座。ウチワヤンマやコシアキトンボが人間を観察するかのようにすいすい周りを飛び回りますが、子どもたちではなかなか捕まりません。指導員たちが採ったのを虫かごに入れるよう差し出すと、はじめは無造作に羽をつかんでいたのに羽を痛めない安全な捕まえ方を教わるとそれをまねて、一差し指と中指でそっと羽を挟んでかごに入れます。セミの雄がブラジャーをしているといった話に耳を傾け、セミ博士になった子も。人気のカブトやクワガタは見つかりませんでしたが、親子で熱心に虫をつかみ、じっくりと眺めている姿にゲーム以上のおもしろさをつかんでほしいと思ったのは私だけだったでしょうか。気持ちいい汗を流しながら、親さんも子供達も一生懸命で楽しい観察会でした。
(記・竹内秀)

【観察した生き物】
◎植物
モクレン科コブシ(結実)、マメ科ハンズオウ(結実)、ブナ科クリ(結実)、クワ科イヌビワ(結実)
ニシキギ科ニシキギ(カミソリノキ)、マユミ(結実)
◎動物
昆虫:セミ・カメムシ  
クマゼミ(雌雄)、アブラゼミ(雌雄)、ニイニイゼミ、アメンボ類
昆虫:トンボ コシアキトンボ、シオカラトンボ、オオシオカラトンボ、ウスバキトンボ、アジアイトトンボ、タイワンウチワヤンマ、ショウジョウトンボ
昆虫:バッタ・カマキリ オンブバッタ、ショウリョウバッタ、マダラスズ、ヤブキリ、コオロギの仲間、オオカマキリ、チョウセンカマキリ(?)
昆虫:チョウ アオスジアゲハ、モンキアゲハ、ツマグロヒョウモン、テングチョウ、ウラギンシジミ、ヤマトシジミ、ベニシジミ、モンシロチョウ、キチョウ、オオスカシバ、メイガ類
昆虫:甲虫 カナブン、マメコガネ、シロテンハナムグリ、タマムシ、キマワリ
昆虫:ハチ・アリ カバフスジドロバチ類、クマバチ、クロヤマアリ
昆虫:ゴキブリ モリチャバネゴキブリ
昆虫:ハエ・カ ヤブカ類、
◎その他:  ミミズの仲間、オカダンゴムシ、オオケマイマイ

◎鳥類:鳴き声を含む ハシブトガラス、ハシボソガラス、スズメ、ツバメ、キジバト、ムクドリ、ヒヨドリ、コムクドリ

【観察会の様子】



【左】開会の挨拶と諸注意     【右】いざ出発


【左】花の広場      【右】クマゼミ(雄)です。


【観察会続き】

観察会会場周辺の景観等

【左】集合場所P植え込み   【中】ハナズオウ(結実)   【右】コブシ(結実)


【左】マユミ(結実)   【中】クリ (結実)   【右】イヌビワ (結実)


観察した生きもの等

【左】   【中】   【右】


【左】ミミズの仲間   【中】ニシキギ(カミソリノハ)   【右】ニシキギの植え込み


【左】   【中】ハーブ園   【右】ハーブ園


【左】   【中】ヤカン池の亀   【右】分かち合い


【左】タイワンウチワヤンマの説明   【中】   【右】タイワンウチワヤンマ


【左】オンブバッタ   【中】ショウジョウトンボ   【右】ツマグロヒョウモン


【左】タイワンウチワヤンマ   【中】カマキリ   【右】ショウリョウバッタ

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