【行事名】 「上野台公園で虫を探してみよう」 (東山保育園園児対象)
           東海市エコスクール


【日 時】 2012年10月6日(土) 9:45〜11:15
【場 所】 東海市上野台公園
【天 気】 曇りのち晴れ
【担 当】平松俊
【参加者】一般 大人14名、子供23名、園職員 4名、市職員 1名
   (指導員:中井康、岩崎、山田公、平松俊、小島)
【内 容】
 内容:9:40にスタッフ全員が園駐車場にそろい、市職員と一緒に職員室に入りました。グループ分けなど少し打ち合わせをしてから園庭に参加者全員が集合し、2班に分かれ、岩崎さんと山田さんがライオン組16名を、小島さんと中井さんがゾウ組12名を受け持ちました。園長先生の挨拶の後、スタッフの自己紹介をしただけで行程や注意事項の説明を忘れ、そのまま上野台公園に向け出発しました。途中カタバミを使った理科実験とカタバミとヤマトシジミの関係について小島さんからお話を聞きました。上野台公園入り口のスロープ両側の草むらでヒッツキムシとカに悩まされながら昆虫の観察というより虫取りを始めました。ここで2班は合流して1グループになりました。園から公園までは車の通る道を歩くので安全上2班に分けた意味はあったと思います。市の計らいで虫取りを予定した草むらが草刈されずに残ったのでスロープおよびスロープ下の草むらでたくさんのバッタが見つかり園児たちは楽しく虫取りができました(感謝)。しかし10月に入り時期的に遅く、山田池の周りはほとんどトンボが見られず、トンボ取りはさえずがっかりでした。10:40に観察(虫取り)を打ち切り池の東に全員集まり、捕まえた虫の分かち合いをして11:00過ぎに観察会を終了しました。虫かごはバッタであふれ。エンマコオロギが何匹も入ったかごもありました。分かち合いの最中、岩崎さんが山田さんから双眼鏡を借りて熱心に木の上を探し始めました。サメビタキという珍しい鳥が見つかったそうです。山田さんが女の子と一緒に作り、女の子が誇らしげに帽子に飾っていたティアラを写真に撮らなくてすみません。中井さんが持参したガなどの貴重な生態写真を見せる場を作らなくてすみません。分かち合いが長引いてダレるなど反省点は多いですが今回もけが人、体調不良者を出さなかったのは幸いでした。(記・平松俊 )
【観察した生き物】
◎植物 
  カタバミ
◎昆虫
 ヤマトシジミ、ツバメシジミ、モンキチョウ、ナミアゲハ、ツマグロヒョウモン、イチモンジセセリ、シロオビノメイガ、アジアイトトンボ、シオカラトンボ、ギンヤンマ、セアカヒラタゴミムシ、オオゴモクムシ?、ナナホシテントウ、クロウリハムシ、ウリハムシ、トノサマバッタ、クルマバッタモドキ、ヒナバッタ、マダラバッタ、コバネイナゴ、ショウリョウバッタ、オンブバッタ、クビキリギス、ツユムシ、ホシササキリ、エンマコオロギ、ミツカドコオロギ、オカメコオロギ、マダラスズ、チョウセンカマキリ、コカマキリ、アメンボ、ヒメヒラタアブ類、ニクバエ類、カブラハバチ類、コガタスズメバチ、セイヨウミツバチ、クロヤマアリ
◎鳥
 ヒヨドリ、スズメ、キジバト、ハシボソガラス、アオサギ、サメビタキ(岩崎氏記録)
【観察会の様子】
 
【左】園庭に集合したライオン組です    【右】上野台公園へ出発です

 
【左】観察会が終わり雑談してます    【右】アジアイトトンボ


【観察会続き】

【左】オンブバッタ        【中】ヒナバッタ♀(腹の濃淡縞模様が特徴です)       【右】オカメコオロギ


【左】コバネイナゴ            【中】ミツカドコオロギ            【右】ホシササキリ


【左】トノサマバッタ            【中】イチモンジセセリ            【右】クロウリハムシ


【左】ナナホシテントウ      【中】マダラバッタ(誤ってヒナバッタと説明しました。)      【右】ツマグロヒョウモン♂


【左】クルマバッタモドキ      【中】チョウセンカマキリ?     【右】エンマコオロギ♀(採集された10匹以上のエンマコオロギは全て雌)

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【左】シオカラトンボ           【右】ツマグロヒョウモン♀(ツマグロ模様は♀だけです)


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