【行事名】 横須賀新川の生きものを観察しよう。(東海市エコスクール)

【日 時】 2012年5月6日(日) 9:30〜11:30
【場 所】 東海市横須賀新川
【天 気】 曇り
【参加者】 大人 20名、 子供 21名、 市役所の方3名
   (指導員:大野、竹内秀、畠、平松俊、降幡、森田琢、吉房)
【内 容】
 曇り空かと思えば、急に大粒の雨が降り出したが、すぐに止んでほっとした。熱心な親子が、開始前に、カエルを3匹捕らえていた。
初めに、注意事項を降幡さんが、説明してから、みんなで新川へ向かった。新川の水位が、観察会にふさわしく、親子とも楽しく採集することが出来た。水が濁っていたので、どの場所でも、魚を捕らえることができ、誰もが捕らえることが出来たのは、ボラの稚魚である。川沿いのブロックの隙間を覗くと、どの穴でも、蟹がいて、中には、夜どうやって出てくるのだろうか?と思うような大きな蟹もいた。カメやウナギを見つける度に、歓声が上がり、あっという間に、2時間が過ぎた。ウナギの稚魚が、減少したというニュースが、流れているのに、ウナギの稚魚を、捕まえた子は、大喜び。ウナギ名人の大野さんは、今回も、30p位のウナギを捕まえた。いるところにはいるものだと感心した。川を出る合図に、「もう終わり?」と残念がる子がいた。分かち合いの後、残った魚を、飼いたいと張り切って持ち帰った家族が、何人もいた。立派に成長した、ミシシッピーアカミミガメを、川に帰すときは、立派に成長したのはよいが、かつては、各家庭で、大切に飼われていたであろうと思うと、人間のエゴに翻弄された生き様に、哀れさを感じた。この観察会に参加した、家族に飼ってもらっていたら、川へ捨てられることは、なかったであろうと思った。(記:吉房)
【観察した生き物】
◎魚 類 
 ウナギ、ゴクラクハゼ、ウキゴリ、ボラ、ヌマチチブ、アユカケ、スミウキゴリ、カワアナゴ、ハゼの卵
◎貝の仲間
 シジミ、イシマキガイ、タニシ
◎エビやカニの仲間
 、モクズガニ、テナガエビ
◎その他
 チビミズムシ類、ヌマガエル、ミシシッピーアカミミガメ
【観察会の様子】
 
【左】まず、川に降りる冒険から     【右】危機対処の訓練になります。

 
【左】 早速タモを入れました    【右】色々な生き物が集まってきました


【観察会続き】

【左】横須賀新川の観察地全景                 【右】これ、僕が捕まえたのです


【左】魚が草の陰に隠れていました           【中】カニさんの持ち方教えてあげよう           【右】観察した生き物を最後にさよならしました。


【左】ヌマチチブ             【中】アユカケ             【右】ボラ


【左】ウキゴリ             【中】ゴクラクハゼ             【右】ウナギ


【左】ハゼの仲間の卵塊            【中】近くから見たところ             【右】イシマキガイとその卵


【左】イシマキガイの卵を近くから見たところ           【中】ヒメタニシ?          【右】シジミ


【左】ヌマガエル           【中】ミシシッピーアカミミガメ(外来)           【右】チビミズムシ類


【左】アメンボ             【中】ユスリカの巣            【右】ヒメゾウムシ類


花にやってきたジョウカイボン


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