【行事名】 常滑市立小学校・生活科担任教員の自然体験研修

【日 時】 2011年9月27日(火) 14:00〜16:00
【場 所】 常滑市大曾公園
【天 気】 晴れ
【参加者】  10名
   (会員:降幡、森田琢)

【内 容】
 
研修の狙いを@小学 1,2学年を想定した自然とのかかわり方や遊びを体験する。A生きものの種名にこだわらず、自然観察のマクロな視点とキーワードを理解する。としました。研修はこれまで数回の教員指導経験がある降幡指導員を中心に進めました。9月22日(木)に下見、9月26日(月)に公園長(村山)の協力を得て土壌動物採集トラップ2個を仕掛けておきました。当日は 「歩きながら身近な自然観察し、子どもたちが楽しく自然に触れることができる、題材や話題を探す」、「自然の宝ものさがし(ネイチャーゲーム)」、 「秋の草地の昆虫採集(体験)」を実施しました。
 秋の観察会でしたので、秋咲きの花、秋に実をつける樹木、紅葉する樹木に目を向けて散策し、話題提供をしました。予め仕掛けておいたトラップの一つは「アリ」ばかりが集まって失敗、他の一つは仕掛けた場所が分からなくなりこれも失敗でした。(エサの選択、設置場所への目印を誤った)。「自然の宝ものさがし」では経験者も少しおられましたが、再度体験してもらいました。30分ほどかけて集めた自然の宝ものには、採集した方の視点も加わり、それぞれが絶好の教材になりました。昆虫採集(体験)では虫の苦手な先生もいましたが挑戦して頂きました。小さくて、飛び回る虫たちを捉えるには、捕虫網を扱うコツが要り、虫のいそうな場所へ思い切って踏み込む等の勇気が要ることなど、童心に戻って思い出して頂きました。採集したバッタ類の同定は似たもの昆虫が多く、容易でないことも体験しました。 (記・森田)

【研修の様子】
 
ネイチャーゲームの要領説明、宝もの探しをした林床


集めた宝もののの分かち合いと、指導員による補足説明


【採集できた昆虫】

【左】ツヅレサセコオロギ
【中】セスジツユムシ
【右】ショウリョウバツタ(若)


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