【行事名】 水の中の生き物を観察し、水環境を考えよう(森林指導者研修会)
【日 時】 2006年8月10日(木) 9:30〜16:00
【場 所】 大府市自然体験施設「セレトナ」
【天 気】 晴れ
【参加者】 教員31名
(リーダー)吉川、村瀬、門脇、青木、浅井、岩崎、平松俊、中井康、吉房、岩本、竹内、降幡、榊原靖、榊原正
【内 容】
愛知県内(名古屋市を除く)小中学校の教員対象に森林の大切さを将来に伝える為の研修会が開かれました。主催者の研修目的についての挨拶に引き続き、小牧市教育委員会生涯学習課が取り組んだ「兒(ちご)の森」の取り組みについて講演と「森の大切さ」について講義がありました。
今回の研修では人間が健康に生きていく条件で最も大切な水に注目しました。そしてその水質を左右する森とのかかわりを考えるために水質による生き物の住み分けを考えてみることにしました。
生き物を認識するために実際に水生生物を採集し、採集した生物の生態について学びました。採集は、@市販のモンドリとペットボトルの廃物で作ったモンドリ。A魚と小動物採集用のタモ。Bプランクトンネットの3種類の方法で行いましたでおこないました。
採集したものは施設に持ち込み、水槽に提示しすると共にOHCと顕微鏡撮影装置を使って液晶プロジェクターに掲示し、生き物それぞれについて外来種の取り扱いについて法律を交えて解説を行いました。引き続き使用済みペットボトルを利用してもんどりを作成をしました。
今回の研修で習得した観察技術を参考に、まず参加された皆さんの学校付近での水生生物の観察をし、さらにキャンプ場など森林が豊かなところでの観察していただき比較をしていただきたいです。2箇所の生き物を比較することにより、水質による生き物の住み分けを発見していただき森の大切さを認識していたただきたいと考えます。なお、モンドリの使用については、漁業組合等の了解を取り付けてから使用してください。
【観察会の様子】
【左】主催者の挨拶が行われました。【右】市販のもんどりによる採集。魚類とエビ類が入りました。
【左】ボルボックスとミジンコ。【右】ペットボトルのもんどり作り。