【行事名】
「海に親しむ会」 ●南知多町立師崎小学校
【日 時】
2016年6月20日(月) 10:40〜12:15 大潮(師崎港干潮12:52)
【場 所】
南知多町師崎羽豆岬海岸
【天 気】
曇りのち晴れ
【担 当】
森田(博)
【参加者】
児童88名 (6班 顧問6名)
(指導員:森田博、大矢美、岩本妙、田中達)
+県水産(漁業生産)研究所職員2名
【内 容】
師崎小学校主催の「海に親しむ会」は、地域の海辺にすむ生き物や自然、産業について、学んだり親しんだりする活動を通して、環境問題やその保全について考え、自然豊かな郷土を愛する心豊かな児童を育てること、なかよし班での活動を通して、学年の枠を越えた人間関係を育てることを目的として、毎年、この時期にこの海岸で開催されています。
前日の天気予報ではとても暑くなるとの予報でしたが、薄曇りで海辺の観察をするにはよい天候となりました。指導員から危険な生き物の紹介ののち、班ごとに分かれて講師の示した観察拠点を中心として、なかよし班での観察が始まりました。磯は滑るから走らないように、危険な生き物がいるから素手では絶対に触らないよう注意しましたが、誰ひとりとして勝手な行動をする児童は見られませんでした。それどころか、低学年の児童がなかなか生き物を見つけられず悪戦苦闘していると、高学年のお兄さん、お姉さんが優しく手を引いて教えている姿が見られました。
講師による解説を班ごとにおこない、講師に生き物について質問している瞳は輝いていました。怪我人もなく無事に「海に親しむ会」を終えることができホッとしています。(記:田中達)
【観察した生き物】
◎魚の仲間
メジナ、ヘビギンポ、イソギンポ、ハオコゼ、ナベカ、アゴハゼ、ハゼの仲間
◎ウニ、ヒトデ、ナマコの仲間
マナマコ、イシコ、ヤツデヒトデ、ムラサキウニ、イトマキヒトデ、クモヒトデ、バフンウニ、サンショウウニ、クモヒトデの仲間
◎エビ、カニの仲間
ヒライソガニ、クロフジツボ、カメノテ、イシガニ、オウギガニ、ヨツハモガニ、ババガセ、ワレカラ、ヨコエビの仲間
◎貝やイカ、タコの仲間
スガイ、ヒザラガイ、ウノアシ、マガキ、マツバガイ、オオヘビガイ、マダコ、キクノハナガイ、トコブシ、ヒメケハダヒザラガイ、ナミマガシワ、アメフラシ、マダラウミウシ、シロウミウシ、クロシタナシウミウシ、ミスガイ、サザエ、イボニシ、ハナマルユキ(貝殻)
◎ゴカイの仲間
ヤッコカンザシ、クマノアシツキ、オトヒメゴカイ、エゾカサネカンザシ、ウミシダの仲間
◎クラゲやイソギンチャクの仲間
ヨロイイソギンチャク、ミドリイソギンチャク、アカクラゲ、ミズクラゲ
◎カイメンの仲間
ダイダイイソカイメン、ムラサキカイメン
◎海草類
ヒジキ、ワカメ、イシゲ、ミル、ピリヒバ
◎その他
フナムシ、シロボヤ、マンジュウボヤ、ヒラムシの仲間
【観察会の様子】
【左】児童会長あいさつ 【右】危険な生き物の解説
【左】潮溜りでの観察 【右】高学年は慣れたもの
【観察会続き】
【左】隠れた生き物を探します 【中】採取した生き物に興味津々 【右】講師の先生に質問
【左】少し深いところも探しました 【中】滑らないよう気をつけて 【右】仲良く観察しました
【左】班ごとの解説の様子 【中】シロウミウシ 【右】クロシタナシウミウシ(水中撮影)
【左】ミドリイソギンチャク(水中撮影) 【中】マダコ 【右】マンジュウボヤ
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