【行事名】 「海に親しむ会」 (主催:南知多町立師崎小学校) 

【日 時】 2014年6月26日(木) 09:00〜12:30  大潮(師崎港干潮12:04) 
【場 所】 南知多町師崎羽豆岬海岸
【天 気】 晴れ
【担 当】 森田博
【参加者】 児童93名 (6班顧問6名)
      (スタッフ:森田博、中井康、森田琢、大矢美+県水産(漁業生産)研究所職員4名)

【内 容】
 「海に親しむ会」は ? 地域の海辺に棲む生き物や自然、漁業について、学んだり親しんだりする活動を通して、環境問題やその保全について考え、自然豊かな郷土を愛する心豊かな児童を育てる。?なかよし班での活動を通して、学年の枠を越えた人間関係を育てる。を目的にしています。
 朝から海風が涼しく快適な観察会になることを予感させてくれました。沿岸の山際ではハマナデシコ、ネムノキ、タイトゴメ等が開花していました。
生活・総合の時間授業「海の観察会」は10時45分頃から開会、11時ごろから12時まで磯浜での生きもの採集と観察を実施しました。波打ち際には沢山のワカメ(雌株)とヒジキが育ち海の豊かさを感じさせてくれます。潮だまりではイソガニ、ムラサキウニ、ハオコゼなどの小魚、マダコが多く採取でき子ども達の注目を集めていました。いずれも挟まれたり刺されたり咬まれたりする生きものでしたので、素手で触る子どもは少なかった様です。短時間の観察会でしたが、最後に児童代表からお礼の言葉を頂き閉会しました。
(記・森田琢)
【観察した生き物】
◎海藻 
  ワカメ(雌株)、ヒジキ、ミル、タンバノリ、イロロ、イシゲ、ピリヒバ

◎魚など
 ナベカ、メジナ、ハオコゼ、カゴカキダイ、カタクチイワシ

◎貝、タコなど
 ヒザラガイ、ウスヒザラガイ、スガイ、イボニシ、コシダカガンガラ、イシダタミ、マツバガイ、ベッコウザラガイ、カラマツガイ、マガキ、
 アメフラシ、マダコ、クロシタナシウミウシ

◎カニ、エビ、ヤドカリなど
 イソガニ、ヒライソガニ、ヤワラガニ(?)、ケアシホンヤドカリ
 クロフジツボ、カメノテ、フナムシ

◎ウニ、ナマコ、ヒトデ
 マナマコ、ムラサキウニ、バフンウニ、サンショウウニ、イトマキヒトデ、クモヒトデ

◎クラゲ、イソギンチャク
 ミズクラゲ
 ヨロイイソギンチャク、タテジマイソギンチャク

◎その他 ゴカイの仲間
 マンジュウボヤ

【観察会の様子】



【左】開会の挨拶     【右】危険な生きもの、注意事項


【左】潮だまりの生きもの採集      【右】潮だまりの生きもの採集


【観察会続き】

観察会周辺の景観

【左】羽豆岬海上灯台   【中】磯浜の潮だまり   【右】自然石石積み護岸


【左】ハマナデシコ   【中】ネムノキ   【右】タイトゴメ

観察した生きもの

【左】ミル   【中】カイゴロモ(スガイの表面で生育)   【右】ヒジキ


【左】ヒジキ   【中】   【右】


【左】ワカメ・ヒジキ   【中】ワカメ・ヒジキ   【右】イシゲ


【左】スガイ   【中】カラマツガイ   【右】マツバガイ


【左】ヒザラガイ   【中】クロフジツボ   【右】カメノテ


【左】クロフジツボとカメノテ   【中】フナムシ   【右】ヨロイイソギンチャク


【左】タテジマイソギンチャク   【中】ダイダイイソカイメン   【右】


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