【行事名】 高校教員研修
【日 時】 2009年8月6日(木) 11:00〜12:10
【場 所】 美浜町小野浦海岸
【天 気】 くもり
【参加者】 50名
(会員:永田、森田、降幡)
【内 容】
県内の高校教員の研修が美浜町小野浦海岸で開催されました。当会の会員も生物観察の手助けをさせてもらいました。 研修の内容は海辺の自然環境についてで、受講したメンバーは理科の先生だけではなく、総べての教科の先生でした。地球上で生き物が一番生活している海岸の自然を観察することにより、生物の多様性を理解して環境教育に役立つ知識を習得することを目指しているようでした。研修を終了した新任の先生は学校に戻って生徒たちに自然を大切にし、地球温暖化を防ぎ、たくさんの人が幸せに暮らせる持続可能な社会を作ることができる人間を育てることができるでしょう。
【観察した生き物】
◎魚類
アゴハゼ、アナハゼ、キヌカジカ、、ナベカ、クジメ
◎甲殻類
イシガニ、イワガニ、イソガニ、ヒライソガニ、ケアシホンヤドカリ、フナムシ
◎軟体動物
ウノアシ、ヒザラガイ、ヒメケハダヒザラガイ、ベッコウガサ、ヨメガカサ、マツバガイ、カラマツガイ、キクノハナガイ、マガキ、ナミマガシワ、シマメノウフネガイ、シオフキ、ムラサキイガイ、カリガネエガイ、カガミガイ、クチベニガイ、バカガイ、サルボウ、スガイ、タマキビ、イボニシ、クボガイ、イボニシの卵塊、ツメタガイ、
◎その他
ミズクラゲ、タテジマイソギンチャク、ヨロイイソギンチャク、ミドリイソギンチャク、フクロムシ、イワフジツボ、クロフジツボ、カメノテ、ヤッコカンザシ、タマシキゴカイの卵、クロイソカイメン、ダイダイイソカイメン、ナミイソカイメン、クモヒトデの仲間、ハスノハカシパン、ウミネコ(鳥)
◎海藻
ミル、アナアオサ、イシゲ、マクサ
◎植物
アマモ、ハマウド、オカヒジキ、ケカモノハシ
【観察会の様子】
【左】まず、色による認識をしました。 【右】それぞれ色見本に合わせて発見しました。
【左】採集したものの色合わせをしました。 【右】自然界の色は意味があるのでしょうか。
【観察会続き】
【左】これはワカメでしょうか。
【中】生き物の色がそのまま生き物名の色となっているものがたくさんあります。
【右】この色と同じ色のものを集めてみました。
【左】ミル色はミルという海藻の色からです。
【中】赤系統の色として集められました。これは何でしょう。
【右】潮溜まりに小さな魚がいました。
【左】転石の下にカニさんがいました。
【中】採集したものの分かち合いをしています。
【右】海辺の生き物の解説をしています。
【左】ダイダイソカイメン
【中】ナミイソカイメン
【右】クロイソカイメン
【左】ミルに着生しているコケムシ
【中】カンザシゴカイの仲間
【右】ミドリイソギンチャク
【左】タテジマイソギンチャク
【中】ヨロイイソギンチャク。巻貝はイボニシ
【右】ヒメケハダヒザラガイ
【左】ヨメガガサ
【中】マツバガイ
【右】スガイ
【左】イボニシとイボニシの卵
【中】ツメタガイ
【右】マツバガイ
【左】ベコウガサ?
【中】ウノアシ
【右】タマキビ
【左】アカニシ
【中】ウミホウズキといわれるアカニシの卵
【右】クボガイ
【左】カラマツガイ
【中】キクノハナガイ
【右】ノリの養殖に使われたホタテガイ
【左】バカガイ
【中】39
【右】クチベニガイ
【左】サルボウガイ
【中】マガキとタマキビ
【右】カリガネエガイ
【左】カガミガイ
【中】クモヒトデの仲間
【右】ハスノハカシパン
【左】カメノテ
【中】カメノテ
【右】イワフジツボ
【左】イワフジツボ、クロフジツボ、カメノテ、ヒザラガイなどが見られる、
【中】クロフジツボの構造。
【右】ヒザラガイ、マツバガイ、イボニシが見られる。
【左】穿孔貝が泥岩に開けた穴
【中】イワガニ
【右】イワガニに着生したムラサキイガイ
【左】ヒライソガニ
【中】カニの脱皮殻
【右】フナムシ
【左】59
【中】アゴハゼ
【右】キヌカジカ
【左】ナベカ
【中】ウミネコ。負傷しているみたい
【右】水族館みたいなタイドプ−ル
【左】アナアオサ
【中】オゴノリ
【右】イシゲ
【左】アマモ(別名リュウグウノオトヒメノモトユイノキリハズシ)
【中】オカヒジキ(野菜として販売されています)ハマヒルガオ
【右】ハマヒルガオ
【左】ハマウド
【右】ケカモノハシ