【行事名】 山海小学校「海の観察会」

【日 時】 2008年5月21日(水) 11:00〜12:30
【場 所】 南知多町山海海岸・大泊
【天 気】 晴れ
【担 当】森田、降幡
【参加者】  80名
   (会員:森田、降幡)+愛知県水産試験場職員
【内 容】
 毎年恒例なっている行事で、好天の中、実施されました。地元の保護者の方も子供たちのために暖かい援助がされていました。また、町長さんや町会議員の方もこの行事に出席していただき援助していただきました。
 海辺近くに住んでいる山海小学校の児童は、日ごろ海辺に遊びに来て海の生き物に親しんでいるような気がします。しかし、意外に海辺では遊んでいないみたいです。生活形態が昔とは違い、習い事や室内ゲームなどに時間が使われ、海辺に出て遊ぶ時間がないみたいです。今の子供たちは、保護者が積極的に海に出ないと海辺の生物に触れ合う機会がないみたいです。そんなことから今回の行事は、子供たちが自然に親しみ、地元の身近な自然を知り、自然を守る心を育てるのによい計画であったと思います。このような行事が、知多地方の海辺に近いところに生活する子供たちに広がることを希望しています。
 今回、皆さんが楽しく海辺の生き物を観察した様子と生き物の一部を写真で掲示します。観察した時を思い出しながら画像を見て楽しんでください。(記・降幡)
【観察会の様子】
 
【左】開会式、内海小からも親睦参加  【右】春はたくさんの藻類が漂着します。

 
【左】岩の表面はすべて生き物で覆われています。  【右】楽しい観察の開始


【観察会続き】

  山海の美しい海をいつまでも残しておきたいです。    


【左】アラメに付いたコケムシを観察
【中】カニさんやお魚が大好き
【右】アメフラシが出したインクみたいな液


【左】ダイダイイソカイメン(左)、クロイソカイメン(右)
【中】ナミイソカイメン
【右】カイメン仲間


【左】ホヤの仲間みたいです。
【中】ヨロイイソギンチャク
【右】ミドリイソギンチャク(モエギイソギンチャク)


【左】タテジマイソギンチャク
【中】ヒラムシの仲間(扁形動物)
【右】タマシキゴカイのふん(別名クロムシ)


【左】細い管はヤッコカンザシというゴカイの仲間。他にヨロイイソギンチャク、マツバガイなどが見られる。
【中】アラメに付いたヒラハコケムシ
【右】ヒザラガイ(ジイガゼ)、8枚の殻がある


【左】ヒメケハダヒザラガイ
【中】スガイ
【右】アカニシ


【左】タマキビ、アラレタマキビ(白っぽいの)
【中】イワフジツボとイボニシ
【右】マツバガイ


【左】ヨメガカサと下の管状の生き物はヤッコカンザシ
【中】体を浮かしたヨメガカサ
【右】アメフラシ


【左】アメフラシの卵
【中】カラマツガイ
【右】バカガイ


【左】アサリ
【中】マガキ
【右】穿孔貝が空けた穴を利用して色々な生き物が生活している。


【左】カメノテ。貝の仲間ではありませんエビやカニに近い仲間です。
【中】大きいのがクロフジツボ、小さいほうがイワフジツボ。フジツボはカメノテと同じ仲間です。
【右】アカフジツボ、少し深いところに住んでいます。


【左】きれいなエビ
【中】ヤドカリの仲間
【右】カニの幼生。メガロッパといいます。


【左】ワタリガニの仲間
【中】イシガニ
【右】マンジュウボヤ


【左】カジカの仲間
【中】漂着したものを生き物別に分けてみました。
【右】テングサ(マクサ)


【左】オゴノリ
【中】カジメ
【右】アラメ


【左】アカモク?
【中】ハハキモク?
【右】ヒジキ


【左】イシゲ
【中】ウミトラノオ
【右】フクロノリ


【左】ワカメ
【中】アマモ(別名リュウグノオトヒメノモトユイノキリハズシという長い名前)
【右】58不明


【左】コウボウシバ
【中】ハマダイコン
【右】ハマボウフウ


【左】ハマヒルガオ
【中】オカヒジキ
【右】ツルナ


【左】ムシトリナデシコ(外来種)
【中】海岸での弁当は最高でした。
【右】最後に海岸清掃し、美しい海岸になりました。


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