【行事名】 「海の生き物を観察しよう」 ”身近な生き物たんけんたい”
       愛知県知多県民センター主催


【日 時】 2013年9月21日(土) 9:30〜12:00
【場 所】 美浜町宇若松海岸
【天 気】 晴れ
【担 当】南川
【参加者】】53名 大人19名(男性7名・女性12名)子供34名(男子16名・女子18名)
【指導員】降幡・山本辰・森田博・森田琢・畠・桑原・岩本・中井(康)・大野・平田・門脇・竹内秀・山田絹・榊原正・大矢晃・中井三・浅井一・吉房・南川 以上19名
【内 容】
 秋の晴天に恵まれ、参加者も指導員も笑顔で集合。自然観察会の旗幟が立つテントで受付、参加者は海を見ながら開会式すませて、海の観察の楽しみ方についての説明があり、今から海面の状況が変わる潮の引き方、観察場所のポイント、今回の観察場所で想定される危険な生き物等の説明があり参加者は興味深く、かつ熱心に聞かれた後、6班に分かれて各班の指導員と連れ立ち観察が始まった。潮が下がるにつれて変化する砂浜と河口、テトラの堤防の中や石に付着している生物等を観察した。分かち合いでは採集した生物をグループ毎に丁寧に説明されていて参加者も熱心に聞き込んで視得た。
 今回は比較的、新しい死んだアカエイの尻尾の毒棘をじっくりと観察もできた。*(死んでいても刺傷するので注意が必要)
 最後に今回の観察場所は季節的や海岸地層等で生物の観察と採集種類が期待されなかったが想像以上の観察成果と体験ができた。(記・南川)
【観察した生き物】
◎魚類 
 ナベカ、コトヒキ、シマイサキ、マハゼ、ミミズハゼ、アカエイ、トウゴロイワシ、チチブ、ボラ、ヒメハゼ、アベハゼ、アカオビシマハゼ
◎節足動物
 イシガニ、ガザミ、イソガニ、ケフサイソガニ、キンセンガニ、マメコブシガニ、コメツキガニ、ヤドカリの仲間、フナムシ、シロスジフジツボ、イワフジツボ、カメノテ、テナガエビ、
◎棘皮動物
 スナヒトデ、サンショウウニ 、ハスノハカシパン殻
◎軟体動物
 アサリ、イボニシ、アラレタマキビ、コガモガイ、コウダカアオガイマガキ、ヒザラガイ、マガキ、
 貝殻:ツメタガイ、バカガイ、カガミガイ、ムラサキイガイ、アカニシ、カリガネエガイ、サルボウガイ、シオフキ、コベルトフネガイ、ナミマガシワ、アズマニシキ?、オオノガイ、ホタテガイ
◎その他
 シロボヤ、ヨロイイソギンチャク、タテジマイソギンチャク、ヤッコカンザシ、ムギワラムシ、スゴカイ
◎植物
 アナアオサ、アマモ、オニグルミ、ヒシ
【観察会の様子】
 
【左】元気に受付です     【右】海を見ながら開会式

 
【左】班別に移動して開始     【右】採集した生き物を種類別に集めました


【観察会続き】

【左】皆さんご機嫌。いい日になりました。        【右】魚に触っています。


【左】砂の中の生き物を探しています        【右】貝殻探しをしている人もいました


【左】海辺の生き物を狙っている人がいます        【右】杉谷川の河口でも探しました


【左】面白いものが流されてきているよ     【中】人工物の近くにも生き物がいました     【右】杉谷川の中も探しました


【左】魚が泳いでいる魚を狙って      【中】楽しい砂遊び       【右】生き物の分かち合いの準備


【左】各班で採集した生き物の分かち合い   【中】各班で採集した生き物の分かち合い   【右】各班で採集した生き物の分かち合い


【左】各班で採集した生き物の分かち合い     【中】各班で採集した生き物の分かち合い     【右】アカエイの赤ちゃん


【左】左、ムギワラムシの巣。右、ムギワラムシ     【中】スナヒトデ      【右】スナヒトデが砂に潜っていきます。


【左】スナヒトデが砂に潜っていきます      【中】ほとんど見えなくなりました      【右】マハゼ


【左】トウゴロイワシ       【中】アカエイ       【右】アカエイには毒があるとげが尾にあります


【左】32          【中】チチブ           【右】ボラ


【左】ヒメハゼ           【中】アベハゼ          【右】ミミズハゼ


【左】アカオビシマハゼ        【中】ナベカ       【右】左、シマイサキ。右、コトヒキ。(よく似た魚です)


【左】コメツキガニ           【中】タカノケフサイソガニ         【右】ガザミ


【左】イソガニ         【中】マメコブシガニ         【右】イシガニ


【左】ホンヤドカリ         【中】キンセンガニ        【右】フナムシ


【左】フジツボ(外来?)      【中】左(小)、イワフジツボ。右、シロスジフジツボ     【右】アカフジツボ?(少し深いところにある)


【左】カメノテ          【中】サンショウウニ         【右】スナヒトデ


【左】左、ハスノハカシパンの抜け殻。右、シロボヤ        【中】イボニシ       【右】アラレタマキビ。潮水に浸けると這い上がる


【左】コウダカアオガイ         【中】アサリ、穴はツメタガイの仕業か         【右】カリガネエガイ


【左】貝殻。左上からコベルトフネガイ、サルボウガイ、マガキ。左下、シオフキ、ナミマガシワ、ムラサキイガイ(外来)
【中】貝殻。左上からカガミガイ、ツメタガイ、オオノガイ。下、コウダカアオガイ?
【右】アズマニシキ?


【左】ホタテガイ(ノリの養殖に使ったもの)を胸に当てました似合う?     【中】ヒザラガイ     【右】タテジマイソギンチャク


【左】ヨロイイソギンチャク       【中】ムギワラムシ       【右】ヤッコカンザシの抜け殻(ゴカイの仲間)


【左】スゴカイ(釣り屋さんではミノムシ)     【中】アマモ(別名:リュウグウノオトヒメノモトユイノキリハズシ、古くなると緑→黒)    【右】アナアオサ


【左】流れてきた種子。オニグルミとヒシ          【右】台風18号で打ち寄せられた漂着物。ペットボトルが目立つ


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