【行事名】 2017年度「海辺の生きもの観察会」  ● 県民センター環境保全課主催
【日 時】 2017年7月22日(土)10:00〜12:00 (受付9:30〜)
【場 所】 チッタ・ナポリ プライベートビーチ  干潮11:00
【天 気】 晴れ
【担 当】 南川 (※知多自然観察会側の担当)
【参加者】 一般:親子で26名(大人13名、子ども13名)  主催者:3名

            指導員(17名):浅井一、門脇重、門脇綾、桑 原、榊原正、榊原靖、鈴木汎、田中央、
                   中井三、畠、降幡、水野恭、南川、森下保、森下栄、森田博、吉川勉
【内 容】
[日程概要]
 ・挨拶(主催者代表、指導員代表)
 ・生きもの観察…班別行動(指導員と一緒)
 ・ミニ水族館前で生きものの解説(一斉)
 ・主催者閉会の挨拶
 ・参加者はアンケートに参加後、解散
     
10:05〜10:25
10:30〜11:35
11:35〜11:50
11:50〜11:55
12:00〜

[海辺の状態]
 9時前から、海辺の本部場所に熱中症対策用にタープテントやミニ水族館を設定していたが、その時すでに、潮はよく干(ひ)っていた。
 これほど干っていいる状態は、過去数回と比べても初めてであった。
[活動の様子]
 開会行事の諸注意の後、班ごとに行動。指導員の自己紹介後、それぞれ観察活動になる。
 潮が干った地面(水中も含めて)にはタマシキゴカイの卵塊や糞、ツメタガイの卵塊がり、岩には色々な生きものがくっついていたが、子どもたちはそれらに余り興味を示さず、水中のカニや魚を捕るのに一生懸命だった。小さな子にはヤドカリが大人気であった。
 一方、よく干っていたので、アマモ場でも子どもたちが活動でき、ヨウジウオやタツノオトシゴ、ヒメイカ(?)を捕まえた子も、まま、いた。
 また、得意になって、ムラサキウニをたくさん捕っていた子もいた。これも、潮がよく干ったことでできたことである。

 なお、開会式前にタコを捕まえ、少し観察してから逃がしたが、それ以降、誰も捕まえなかった。
 ちなみに、前回(二年前)は、足元の水中にイシガニがたくさん歩いていて、たくさん捕まえた人もいたが今回はそのようなことはなかった。
(記:榊原正)          
<観察した生きもの>
・クジメ、セイゴ、アカエイ、ヒメハゼ、ナベカ、ヨウジウオ、アミメハギ、クロウシノシタ(シタビラメ)、ギンポの仲間(2種)、ヒメイカ(?)、タツノオトシゴ…など
・アラムシロガイ、ヒザラガイ、スガイ、オオヘビガイ、ミズクラゲ、バフンウニ、ムラサキウニ、クモヒトデの仲間、ウミウシの仲間…など
・イシガニ、アミメキンセンガニ、マメコブシガニ、ヒライソガニ、ケフサイソガニ、オサガ二の仲間、タイワンガザミ、イソスジエビ、ヤドカリ…など

【観察会の様子】

【左】主催者あいさつ & 諸注意   【右】班ごとに観察会。現物を見ながら指導員が説明


【左】アカエイの尾のトゲを近くで観る   【右】本物を素手で触れることは…大切な体験

【観察会の様子-追加】

【左】班ごとに自己紹介             【中・右】先ずは、足元にある生きものから説明


【左】バックの建物がチッタナポリ   【中】この班は大きなイシガニを捕っていた   【右】つかまえたものを見る親子


【左】説明は、原則、子どもにわかるように…  【中】ツメタガイの殻、アカニシの殻にイソヨコバサミ(?)  【右】ムラサキウニ



【左】ミズクラゲ。浮いていたものを岩の上に並べた   【中】オオヘビガイ          【右】アマモ


【左】ツメタガイの卵(卵塊)。別称…砂茶碗   【中】アマモの上にムラサキウニを置いた   【右】イソスジエビ


【左・中・右】ミニ水族館の中。黒い細長いものはヨウジウオ



【左】上の3枚と同じ     【中】テッポウエビ…普通、地中にいるがここでは網ですくえた    【右】セイゴ


【左・中】ギンポの仲間(同一個体)               【右】タイワンガザミ


トップページへ