【行事名】 稲武野外学習 自然観察ハイキング(名古屋市新郊中)
【日 時】 2010年5月25日(火) 8:30〜12:00
【場 所】 名古屋市稲武野外学習センター⇒面の木峠⇒井山
【天 気】 曇り
【参加者】 生徒121名
(スタッフ:大野、沖田、桑原、榊原正、蔦谷、中井康、平松俊、降幡、森田琢、吉房)
【内 容】
こちらの都合により観察記録のUPが遅れた事を最初にお詫びします。3月18日に新郊中から観察会のお手伝いの依頼を受け4月10日に現地で新郊中の先生と概略をお話しコースの確認をしました。そして5月14日にお手伝いスタッフ全員で下見をしました。5月22日に新郊中に赴き、生徒の皆さんに事前学習として面の木の自然についてお話をしました。
当日は曇天で雨も予想されていましたが昼まで雨も降らずに予定通り井山への自然観察登山が出来ました。生徒さんは明るく元気に生き物との出会いを楽しみながら無事、井山まで行くことが出来ました。
亜高山に近い面の木の自然は、4月から5月にかけては冬から春そして夏へと短期間に変貌します。よって、下見のときの様子と大きく変わっています。下見のとき感動するような自然に出会いましたが載せませんでした。今回、掲載する写真は、自然観察登山した時、出会った記録だけにしました。(記・降幡 )
【観察した生き物】
◎植物
ブナ、ヒノキ、ヒロハコンロンソウ、ニシキギ、マンネングサの一種、クルマバソウ、ウワバミソウ、テングクワガタ、ウリハダカエデ、テンナンショウの一種、ギンリョウソウ、ミミナグサ、アケビ、クマイチゴ、ミヤマガマズミ、コバノガマズミ、ガマズミ、コアジサイ、ツリバナ、タニウツギ、コケイラン、ヤブデマリ、ハタザオ、チゴユリ、イワニガナ、クジャクシダ、ミズヒキ、ウラジロ、カツラ
◎昆虫
ジョウカイボン、ゾウムシ、ハナアブ、カワトビケラ類の幼虫、ヒトリガ類の幼虫、ケヤキヒトスジワタムシ
◎鳥
アカゲラ、ミソサザイ、キセキレイ、イワルバメ、ホウジロ、カッコウ
◎その他
アオダイショウ、ヤマナメクジ、ツリガネタケ
【観察会の様子】
【左】元気に出発 【右】早速、森の中で観察
【左】 スギやヒノキの人工林の中を進む 【右】明るい林に出ました
【観察会続き】
【左】対面式、よろしくお願いします。
【右】清らかな水が流れていました。
【左】生えている樹木の解説をしています。
【中】井山に到着
【右】思い出の森
【左】ブナの原生林
【中】手前、牧場。中、ヒノキの人工林。奥、面の木原生林。
【右】ヒロハコンロンソウ
【左】ニシキギ
【中】マンネングサの一種
【右】クルマバソウ
【左】ウワバミソウ。別名、ミズといい山菜にされる。
【中】テングクワガタ
【右】ウリハダカエデ
【左】テンナンショウの一種
【中】18
【右】ギンリョウソウ
【左】ミミナグサ
【中】アケビの花。左、雌花。右、雄花。
【右】クマイチゴ
【左】ミヤマガマズミ
【中】コバノガマズミ
【右】ガマズミ
【左】コアジサイ
【中】スノキ
【右】ツリバナ
【左】タニウツギ
【中】ギンラン
【右】コケイラン
【左】ヤブデマリ
【中】ハタザオ
【右】チゴユリ
【左】イワニガナ
【中】クジャクシダ
【右】ミズヒキの葉
【左】ウラジロ
【中】カツラ
【右】スギの切り株で年輪数え
【左】アオダイショウ
【中】ジョウカイボン
【右】ヒゲボソゾウムシ類(似た種が多く同定困難です。リンゴコフキゾウムシだと思います)
【左】ハナアブの仲間
【中】ヒラタアブ類
【右】ハバチ類(ハバチは刺さないそうです。幼虫が葉を食べるので葉蜂です)
【左】カワトビケラの巣(砂利を接着剤で作っている)と幼虫
【中】ヒトリガ類の幼虫。毛の長い毛虫は刺しません。
【右】スコットカメムシ(面ノ木周辺でよく見ます。成虫越冬し、北海道では家屋侵入害虫として嫌われているそうです)
【左】ケヤキの葉に入ったケヤキヒトスジワタムシという虫瘤
【中】ヤマナメクジ
【右】ツリガネタケ