【行事名】 東浦の自然を知ろう  森岡小学校5年生

【日 時】 2012年10月9日(土) 8:50〜10:30
【場 所】 東浦町森岡小学校周辺
【天 気】 晴れ
【参加者】  名
   (指導員:伊藤岱、平田、平松俊、降幡、桑原、鈴木)
【内 容】
 森岡小学校5年生が6つのテ−マに分かれて東浦町森岡小学校周辺を観察しました。良い日になり、気持ちよく元気に野外観察を行う事が出来ました。 観察した内容は次の通りです。
@野鳥コース…… 学校〜村木神社〜岡田川〜学校のコースで野鳥を観察しました。
A帰化植物・動物コース…… 身近なものを中心に学校の周辺に帰化植物・動物を観察しました。
B秋の昆虫コース……農園(学校内)で昆虫の生態、捕まえ方、飼い方など学びました。
C村木神社コース……あまり手をいれられていない村木神社(学校に隣接)の樹木の様子を観察しました。
D希少植物・動物コース……学校の観察池にオニバスなど水の生き物を観察しました。
E水中の生き物・水質コース……学校の観察池やプールなどを観察し水質をきれいする事を考えました。(記・降幡)
 秋の昆虫コース指導者感想
 学校周囲を一回りする予定でしたが結局、校庭の花壇と校庭西の農園へ行っただけでした。花に虫が来るだろうと予想して、まず花壇へ生徒を連れて行きました。今回は虫を見つけても捕らずに姿、形、行動をじっくり観察しようとしました。しかしチョウもアブもじっとしているわけがなく、すぐにどこかへ飛び去ってしまい失敗に終わりました。生態観察をあきらめいつものように捕らえて説明する固定観察?に切り替えました。初めは私がシジミチョウやイボバッタを捕らえて見せて説明しましたがそのうちこつをつかんだのか生徒の方から次々に虫を捕まえて持ってきてくれました。大きなクダマキモドキが見つかった時は歓声が上がりました。予定時間の半分過ぎたところで花壇の観察を切り上げ農園の観察に向かいました。向かう途中で採集に飽きたのか生徒たちが木登りしたり遊び始めてしまい、引率の先生に引き戻してもらいました。農園ではトノサマバッタやカミキリムシが見つかったため生徒に再び採集意欲が出て予定時間まで観察を続けることができました。農園横の木陰でまとめをして観察会を終了しました。晴天が幸いし、校庭にいる虫の種類の多さに驚いたという感想が多く聞かれました。(平松俊)
【観察した生き物】
◎昆虫
 ヤマトシジミ、ウラギンシジミ、モンシロチョウ、キチョウ、チャバネセセリ、シロオビノメイガ、ガの幼虫、ウスバキトンボ、セアカヒラタゴミムシ、ナナホシテントウ、キボシカミキリ、ショウリョウバッタ、オンブバッタ、トノサマバッタ、イボバッタ、ヒナバッタ、ツチイナゴ、サトクダマキモドキ、ホシササキリ、エンマコオロギ、オオカマキリ、アオバハゴロモ、アメリカミズアブ、オオハナアブ、キゴシハナアブ、ホソヒラタアブ、ナガヒメヒラタアブ、ツマグロキンバエ、ハエ類、セイヨウミツバチ、アリ類、
【観察会の様子】
 
【左】村木神社で野鳥観察      【右】野原の鳥を求めて

 
【左】セキレイの仲間でしょうか    【右】お話を聞いてメモしています。


【観察会続き】

【左】落葉樹と常緑樹の観察           【中】メダカとカダヤシ分るかな           【右】帰化植物を調べています。


【左】人里には帰化生物がよく見られるよ           【中】小さいけれどこれも昆虫です          【右】草むらの虫と林の虫は違うよ


【左】この木は生活に大事な木です。          【中】オニバスは絶滅危惧種になっているよ。          【右】カカシと一緒に自然を守りましょう。


【左】水をきれいにする方法があります。          【中】EM菌の力はすごいよ          【右】キョウチクトウはすごい毒を持っています。


【左】サルビヤの蜜をいただきました。         【中】カダヤシとメダカの違い分るかなー         【右】19ツユムシ?


【左】ゴミムシ             【中】オオカマキリ             【右】オニバスの葉


【左】オニバスの花芽と種            【中】シャジクソウの仲間            【右】セイタカアワダチソウ


【左】ミゾソバ             【中】シロバナサクラタデ            【右】ツユクサ


【左】ビワ                【中】コナラ              【右】オニグルミ


【左】キョウチクトウ(猛毒) 【中】アブラムシとアリ(アリがアブラムシから分泌した砂をもらう)        【右】サトクダマキモドキ(花壇付近で見つかりました)


【左】セアカヒラタゴミムシ(花壇付近の草むら) 【中】ショウリョウバッタ(花壇の草むら) 【右】オンブバッタ(花壇付近の草むら)


【左】キゴシハナアブ(花壇の花上) 【中】ヤマトシジミ(花壇の花上) 【右】ウスバキトンボ(花壇付近、空中)


【左】ツマグロキンバエ(花壇の花上) 【中】オオカマキリ(花壇の草むら。捕まる際瀕死の重傷を負い、すぐ息絶えました) 【右】ナナホシテントウ(花壇の草むら)


【左】キチョウ(花壇付近) 【中】ツチイナゴ幼虫(花壇付近) 【右】ヒナバッタ(校庭西の草むら)


【左】トノサマバッタ(農園の稲) 【中】エンマコオロギ(農園の草むら) 【右】キボシカミキリ(農園のイチジク)


アオバハゴロモ(農園のイチジク)

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