【行事名】  「川の生き物を観察しよう」 知多県民センター主催
     ”身近な生き物たんけんたい”


【日 時】 2012年9月22日(土)  9:30〜11:30
【場 所】 東浦町文化センター北 明徳寺川
【天 気】 晴れ一時くもり
【担 当】岩本
【参加者】一般63名(大人26子供37名)
   (指導員13名:降幡、金内 榊原正、門脇、岩本、原、山田公、南川、桑原、田中央、畠,浅井一、竹内秀)
【内 容】
 県民センターへの参加申し込みが殺到したとのことで、参加できなかった方には申し訳ないと思いつつも、希望者が多いのはやはりうれしいです。欠席者も出ず、全員参加であったのも、また、良かった。
9時30分から開会の行事。挨拶の後、魚の取り方や安全上の注意を聞いてから9時50分に文化センターを出て、川に向かった。  台風の影響で数日前に多量の雨が降ったので、川の水量が多いのではないかと心配されていた。やはり水は多めだったが、活動禁止場所にロープを張って示して安全を図った。
 はじめはなかなか魚が取れなかったが、こつをつかんでくると徐々に大きめの魚が取れるようになった。”魚だ”の歓声に、近くにいた人が”どれどれ、すごいね。”と応じる。それに触発されて、まわりのやる気がますます出てきた。”また、来たいね。”の声も聞かれた。暑かったので川の中は気持ちがいいし、小さい子でもカダヤシや小さなエビが網に入り、みんなが楽しめた。たくさんの人が一生懸命がんばったので、量は多いとはいえないものの、いろんな種類のさかながとれた。 10時45分ごろから、A,B,C3班に分かれて川の生き物について話を聞いた。オイカワやブルーギルの美しい色に魅せられたり、ウナギの元気のよさに驚かされたりした。2匹のウナギは大きくはなかったが、最近は貴重なだけに喜びもひとしおでした。魚を持って帰りたいとの希望も多かったが、外来魚の中には、飼うことや移動させることが許されない魚があることなどの理由を聞き納得することができた。(記・岩本 )
 追記、「特定外来生物」は日本の生態系に重大な影響を及ぼす恐れがある生物として、飼育・栽培、運搬、販売、野外に放つことが禁止されています。違反すると重い罰則があります。
【観察した生き物】
◎魚 
  オイカワ、 コウライモロコ、 ボラ ヨシノボリ、マハゼ、 カマツカ、 ビリンゴ 、メダカ ウナギ、タイリクバラタナゴ ブルーギル、カダヤシ
◎エビ・カニ
ミゾレヌマエビ、テナガエビ、スジエビ、アメリカザリガニ、モクズガニ、 
◎水生昆虫
 シオカラトンボ(やご)、コオイムシ、マツモムシ、アメンボウ、コガタシマトビケラ
◎その他
 ウシガエル(おたまじゃくし)、ヌマガエル、シジミ
【観察会の様子】
 
【左】受付、いらっしゃい       【右】熱心に注意と採集方法を聞いています。

 
【左】順序良く川へ移動        【右】早速、川に降りました。


【観察会続き】

観察・採集風景


観察・採集風景


観察・採集風景


【左】生き物について質問に答えています。           【中】【右】どんな生き物がいたか分かち合いをしています。


【左】【中】どんな生き物がいたか分かち合いをしています。           【右】最後にアンケート


【左】コウライモロコ             【中】オイカワ(この地方ではシラハエ)                      【右】マハゼ


【左】ヨシノボリ                     【中】ビリンゴ                  【右】ウナギ


【左】カマツカ 、コイの仲間でヒゲがある           【中】タイリクバラタナゴ(外来)            【右】ブルーギル(特定外来)


【左】カダヤシ、上が♀、下が♂(特定外来)           【中】モクズガニ、シャンハイガニに近い仲間です。        【右】藻屑が付いたモクズガニの♀


【左】ミゾレヌエビ             【中】テナガエビ            【右】コオイムシ


【左】マツモムシ             【中】シオカラトンボ            【右】オオヤマトンボ?


【左】コガタシマトビケラ(魚のえさになる)            【中】アメンボ            【右】ヌマガエル


【左】ウシガエル(特定外来)           【右】シジミ(タイワンシジミと交雑が多いそう)


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