【行事名】 白山神社の自然を観察しよう(協和公民館)
【日 時】 2010年8月3日(火) 9:00〜11:40
【場 所】 半田市白山神社
【天 気】 晴れ
【担 当】吉房
【参加者】 大人6名、子供8名 + 協和公民館 3名
(スタッフ:吉房、大野、平松俊、降幡)
【内 容】
出校日と重なり、参加予定者は、当初の半分となったが、皆、自然に対する関心が高く、熱心に参加していた。初めに、協和公民館の樹木を、次に、白山神社の樹木を観察した。30分の自由時間に、昆虫採集を楽しんだ。昆虫採集は、採集時刻に左右され、子供達の好きな、カブトムシとクワガタムシや、下見の時にいたナガサキアゲハやヤンマは見つからなかったが、チョウやトンボ等を採集することができた。その後、境内のイヌマキで手裏剣を作ったり、ツバキやビワの葉で、草履を作ったりして遊んだ。写真のように、ビワの葉で作った草履を、履いて大喜びである。最後に、市の天然記念物である樹齢300年以上の、クロマツの前で記念撮影をして、観察会を終えた。(記・吉房)
【観察した生き物】
◎植物
サルスベリ、イスノキの虫こぶ、クリのイガ、イヌマキ、ビワ、クロマツ、トウジュロ、キョウチクトウ、クサギ、イヌビワ、ツバキ
◎昆虫
ナミアゲハ、アオスジアゲハ、ヤマトシジミ、ムラサキシジミ、オオシオカラトンボ、ノシメトンボ、ウスバキトンボ、チョウトンボ、オニヤンマ、アオドウガネ、アブラゼミ、クマゼミ、アオバハゴロモ、セグロアシナガバチ、ドロバチ類
◎その他
イセノナミマイマイ、シロハツ(食)
【観察会の様子】
【左】元気に観察が始まりました。 【右】蝉取りに挑戦
【左】イスノキの虫こぶを分解 【右】とげとげのクリイガに触ってイタタ
【観察会続き】
【左】知多半島最大のクロマツの前で
【右】ほらこれ見てご覧
【左】手水舎(てみずや)で手を清めました。
【中】手裏剣(しゅりけん)のテキストでうまくできました。
【右】満足しています。
【左】最後にお茶を飲んで本日の分かち合い
【中】大きな葉(ビワ)のゾウリを履いてみました。
【右】クロマツ説明
【左】サルが滑る、サルスベリ
【中】繊維が役に立つ、シュロ(これはトウジュロです)
【右】死に至る毒があるキョウチクトウ。一方、強心剤などの薬に利用されている。
【左】イスノキの虫こぶ。虫こぶはイスノフシアブラムシ作ったものです。
【中】クサギ。花の香りがよかったです。若葉は救荒食として利用されました。
【右】イヌビワ。玉の中に花が一杯あり、イヌビワコバチが受粉しないと熟しません。
【左】ヤブガラシの花。なめると甘いです。
【中】ツバキの実
【右】オオシオカラトンボ♂
【左】オオシオカラトンボ♀
【中】ハラビロカマキリの幼虫
【右】アブラゼミ
【左】アブラゼミの抜け殻
【中】葉っぱのゾウリに乗ったクマゼミ
【右】ニイニイゼミ
【左】イセノナミマイマイ
【右】シロハツ(食)。よく似たニセシロハツは毒です。