【行事名】野崎川の生き物観察会(寺本台子供会・自冶会)
みんなで守ろう地球のみどり(農地保全・環境対策事業)
【日 時】 2010年8月29日(日 9:30〜11:40
【場 所】 知多市野崎川(寺本台北)
【天 気】 晴れ
【担 当】吉房、大野
【参加者】 子供6名・保護者3名・コミュニティ2名:黒川・加藤・子供会役員3名
(スタッフ:吉房、大野、南川、浅井、榊原正、降幡、古川)
【内 容】
好天に恵まれ、猛暑の中での観察会でした。黒川さんと加藤さんが、川の上にブルーシートを、セットしてくださったお陰で、収穫した魚類も、説明を聞く子供達も、私達も大変助かりました。猛暑と晴天続きにもかかわらず、適当な水量があり、子供達は様々な生き物に出会えました。婚姻色になっているオイカワが美しく、思わず「ウワーきれい!」と歓声をあげていました。夢中になって生き物を、追いかけているので、途中で、水を飲むように、呼び掛けました。亀が沢山見つかり、ミシシッピーアカミミガメが1匹で、後は、イシガメでしたので、安心しました。最後に、全員が1匹ずつ亀を、放流しました。(吉房記)
この厳しい暑さの中、子供たちに自然に親しむ機会を作っていただいたことに頭が下がります。皆さんに聞くと「野外で自然に触れ合うことは大変いいことだ」といいます。それでは皆さん進んで野外に出られるでしょうか。子供に野外に出るよう進めるが行きたくないというそうです。そんな時、保護者の方は子供の意見を尊重して野外の行事に参加しないそうです。この時、保護者自らの意思として参加したらどうなることでしょう。仕方なく子供は従うでしょう。残暑厳しい中、野外で活動するのが異常な気がします。意外と川の中での活動は、厳しい暑さをしのいでくれます。参加した子供は皆、楽しく明るく活動します。参加し活動した子供は、自然に親しみ、自然の楽しさ、自然の大切さを見つけることができるのです。(記・降幡)
【観察した生き物】
◎カメ・魚
イシガメ、アカミミガメ(外来)、オイカワ、ヘラブナ、マハゼ、ナマズ、マドジョウ、メダカ、ウナギ、カダヤシ、ボラ
◎節足
キイイロヒラタガムシ、アメンボ、シオカラトンボ、コカゲロウ、コガタシマトビケラ、アメリカザリガニ、テナガエビ、ミゾレヌマエビ、
◎その他
クロダカワニナ、タニシ、サカマキガイ、シジミ、イシビル、ハラビロビル、ヌマガエル
【観察会の様子】
【左】簡易テントの中で開会式 【右】生き物の採り方の実習説明
【左】下流方面での採集 【右】上流方面での採集
【観察会続き】
【左】川の中は気持ちがよかったです。
【右】代わる代わるイシガメに触りました。
【左】ロープで川に渡したテントの中で採集した生き物を確認、分かち合いを行いました。
【中】採集した生き物は川に戻しました。
【右】アカミミガメ(外来)。噛み付くので注意
【左】イシガメ
【中】オイカワ。左♀、右♂
【右】ヘラブナの仲間
【左】マハゼ
【中】ナマズ
【右】マドジョウ(最近外来種のカラドジョウが増えています)
【左】メダカ(赤が入っています)
【中】ウナギとマドジョウ
【右】カダヤシ♂(特定外来)
【左】キイイロヒラタガムシ?
【中】ガムシはお腹に空気を貯めています。
【右】アメンボ
【左】アメンボの幼体?
【中】シオカラトンボ
【右】コカゲロウ
【左】コガタシマトビケラ
【中】アメリカザリガニ(特定外来)。左♀、右♂
【右】アメリカザリガニ(特定外来)、幼体は赤くありません。
【左】テナガエビ
【中】ミゾレヌマエビ
【右】ミゾレヌマエビ
【左】クロダカワニナ
【中】タニシ(マルタニシ?)
【右】サカマキガイ(外来)
【左】シジミ
【中】イシビル
【右】ハラビロビル