【行事名】 水辺のいきもの探検隊・ホタルの観察をしよう
       生物多様性に向けた生き物観察会NOT


【日 時】 2010年6月19日(土) 19:00〜21:00
【場 所】 知多市梅の館
【天 気】 曇り⇒小雨
【参加者】 96名(27家族 大人43名 子供53名)
   (スタッフ:浅井、石井、大野、沖田、川端、小島、神野、榊原正、蔦谷、中井康、平松俊、森田琢、降幡、山田絹、山本辰、畠、霜鳥、吉房、大川、吉川洋)
【内 容】
 今年、10月に名古屋市でCOP10が開催されます。COP10はいわゆる生物多様性条約第10回締約会議といわれる国際会議で、地球上の人間を含めた生き物が将来にわたりバランスよく保たれることを話し合います。この機会に知多半島の水辺の自然に目を向けて観察会を実施し、皆さんと自然の大切さを考えることにしました。
 今回は第一回目で知多市梅の館周辺で曇天の中、たくさんの参加者が集まりナイトハイクをしながら、ホタルや灯火に集まる虫の観察をしました。開会の挨拶の後、ナイトハイクに出掛け、コナラ、ヤナギなど樹木に集まる虫を懐中電灯を照らして観察しました。樹木の樹液が出るところにキマワリ、ダンゴムシ、ユミアシゴミムシ、カナブンの仲間が見られ、子供たちは大喜びでした。小雨が振り出した中、佐布里池の堤下まで移動し、ヘイケボタルを観察しました。ホタルの数は少なかったですが自然の中で毎年発生することを紹介しました。最後に梅の館に戻り、水銀灯で灯火に集まる虫を観察する装置のところに行き、集まった虫の観察をしました。虫好きの子供がたくさんいて小雨が降る中、熱心に観察していました。 (記・降幡 )
【観察した生き物】
◎昆虫
 灯火⇒クワゴ、アオイラガ、メイガ類、ヤガ類、ホタルガなどガ多種、コハンミョウ、ミドリマメゴモクムシ、トゲアトキリゴミムシ、コガシラハネカクシ類、オオミツノエンマコガネ、セマダラコガネ、ヒメコガネ、コフキコガネ、クロコガネ類、ドウガネブイブイ、クシコメツキ類、ヨツボシケシキスイ、アオバネサルハムシ、イネミズゾウムシ、フタモンホシカメムシ、チャバネアオカメムシ、ツヤアオカメムシ、クサギカメムシ、クロカメムシ、アオモンナガカメムシ、キイロサシガメ、ヨコバイ類、ヒシウンカ類、バッタ類(幼)、トビケラ類、ユスリカ類、アメリカミズアブ(?)、シロフアブ類、ヒメバチ類、
◎その他
 ナメクジ、ナヨタケ?
【観察会の様子】
 
【左】受付の様子  【右】開会式が始まりました。

 
【左】虫を集める装置  【右】ゴミムシが散歩していました。


【観察会続き】

【左】ホタルのお話をしています。
【右】たくさん虫が集まってきました。


【左】大きなカミキリが木にいました。
【中】次の班も観察しました。
【右】カミキリをゲットしました。


【左】害虫を集める装置ありました。
【中】ホタルが土手の下で光っていました。
【右】本を出して確認してます。


【左】藪の中でホタルが光っていました。
【中】足元にもホタルが光っていました。
【右】虫の写真を撮っています。


【左】初めて灯火に来る虫を観察しました。
【中】15
【右】16


【左】クワゴ(食草はもちろんクワです。知多半島ではめったに見ません)
【中】アオイラガ
【右】ヒロヘリアオイラガ


【左】ホタルガ
【中】21
【右】ヘイケボタル


【左】シロスジカミキリ(体重ではおそらく日本最大のカミキリムシでしょう)
【中】ドウガネブイブイ(最近アオドウガネが灯火にあまり来なくなりました)
【右】セマダラコガネ


【左】コカブトムシ(知多半島では時々見かけます。虫の死骸などを食べるようです)
【中】ユミアシゴミムシダマシとオオムカデ
【右】ユミアシゴミムシダマシとダンゴムシ


【左】ユミアシゴミムシダマシとダンゴムシ
【中】ヨツボシケシキスイ
【右】コフキコガネ


【左】コハンミョウ(灯火観察の常連です)
【中】コガシラハネカクシ類(ハネカクシの仲間は肉食性のものが多いようです)
【右】バッタ類(幼)(幼虫からバッタの種類を同定するのは難しいです)


【左】モリチャバネゴキブリ
【中】ツヤアオカメムシ(つやがあるのでアオクサカメムシで無くツヤアオカメムシだと思います。違っているかもしれません)
【右】ヒゲジリハサミムシ


【左】フタモンホシカメムシ(色彩変異が大きく同定が難しいカメムシです)
【中】クサギカメムシ
【右】ヒメバチの仲間


【左】アメリカミズアブ(?)(幼虫はうじ虫で堆肥や生ごみを食べて育ちます。アメリカからの外来種です)
【中】シロフアブ類(体長14ミリ、ウシアブの仲間です。ウシアブ類は吸血性ですが、吸血するのはメスだけみたいです)
【右】ナメクジとヒロヘリアオイラガの抜けマユ

 





【左】ナヨタケ?


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