【行事名】 灯火に集まる虫とヘイケボタルの観察(知多市地域文化センター)
【日 時】 2010年6月11日(土) 19:00〜21:00
【場 所】 知多市旭公園〜大同グランド〜旭東小学校西
【天 気】 晴れ
【担 当】平松俊、小島
【参加者】 大人14名、子供21名
(スタッフ:平松俊、小島、浅井、中井康、大野、南川、山本辰、降幡、斉上、古川)
【内 容】
タモ、虫籠、懐中電灯を持ったやる気満々の親子連れが大勢集まりました。この時期の午後7時はまだ明るいので暗くなるまで公園内を観察しながらホタルの観察地点まで移動することにしました。メダカ池では腹に卵をいっぱい抱いたメダカを観察しました。林の中ではキマワリやユミアシゴミムシダマシなどを観察しました。公園の東出口から道路を横切って大同グランドに向かいました。大同グランドのバックネットには灯火装置が設置され点灯されていましたが虫たちはまだ集まっていませんでした。後続が到着するまで待ってからグランドの東側の林の中を抜けてヘイケボタルの観察地点に行きました。林に隣接する田圃のそばで懐中電灯も消して声も立てずに待ちましたがなかなか見つかりません。林の中からクロマドボタルがいたとの連絡があって順番に見に行きました。再び田圃に戻り我慢強く待ってやっとヘイケボタルを見ることができました。遅くなったので大急ぎで灯火装置に戻りました。灯火装置に来た虫たちを平松さんが説明しました。みんなで写真を撮って解散しました。(記・大野)
【観察した生き物】
◎昆虫
灯火:キベリハネホソノメイガ、オオアヤシャク、カレハガ類、ヤガ類などガ多種、コハンミョウ、キベリカワベハネカクシ(?)、アオバアリガタハネカクシ、ハネカクシ類、セマダラコガネ、クロコガネ類、コフキコガネ、クシコメツキ類、キマダラカミキリ、ヒゲブトハムシダマシ、カミキリモドキ類、ツヤアオカメムシ(?)、ツマグロヨコバイ、ヒシウンカ、トビケラ類、クサカゲロウ類、ユスリカ類、
灯火以外:ウンモンスズメ、ホソヒョウタンゴミムシ(?)、コクワガタ、ナガチャコガネ、クリイロコガネ、ヘイケボタル、クロマドボタル(幼)、ヒメオビオオキノコムシ、キマワリ、ユミアシゴミムシダマシ、ヨツボシケシキスイ、ガガンボ類、アリ類数種、モリチャバネゴキブリ、
【観察会の様子】
【左】旭東小、東の水田でヘイケボタル確認 【右】旅するチョウ、アサギマダラ、発見
【左】ヘイケボタルを観察カップで見ています。 【右】水田にアマガエルがいました。
【観察会続き】
【左】灯火観察たくさん虫も人も集まりました。(写真、雪みたいに白いのはなぜでしょう)
【右】コクワ発見
【左】ウンモンスズメ(旭公園のトイレで古川さんが見つけました。幼虫の食草はケヤキなどです。後ろ羽が鮮やかな紅色です)
【中】メイガ類
【右】7
【左】8
【中】旅するチョウ、アサギマダラ
【右】キベリハネホソノメイガ(?)とメイガ類
【左】11
【中】12
【右】ヤガ類
【左】14
【中】カレハガ類
【右】キマダラカミキリ
【左】ハネカクシの仲間
【中】ユミアシゴミムシダマシ
【右】ヘイケボタル
【左】クロマドボタルの幼虫
【中】コクワガタ
【右】カミキリモドキ類(?)(毒をもつ種類が多いようです)
【左】クロコガネ
【中】コフキコガネ
【右】光に来たユミアシゴミムシダマシ
【左】ヒシウンカ類
【中】ツマグロヨコバイ?
【右】アオクサカメムシ?
【左】モリチャバネゴキブリ
【中】キイロホソガガンボとユスリカ類
【右】クモを食べるクモ、オナガグモ
灯火観察の後、ヒメボタル生息地の調査
【左】カクレミノにとまっていたヒメボタル
【中】観察カップで確認
【右】クモに捕まっていたヒメボタル