【行事名】 日長川の生き物を観察しよう
          【主催:知多市地域文化センター】 


【日 時】 2007年8月4日(土) 9:30〜11:40
【場 所】  知多市日長川山奥橋直ぐの上流
【天 気】 晴れ
【担 当】 金内、細川
【参加者】  大人17名、子供12名
   (会員:金内、細川、浅井、森田、中井康、山本、吉房、大野、降幡)
【内 容】
 ≪下見(7/28)の状況≫近年、日長川はその上流で洪水対策のため河川拡張工事で川がきれいになり、魚類や水生昆虫たちが少しずつ戻って来ています。観察地点・山奥橋上流辺りは深くかつ川底が粘土質のため滑りやすく当日は注意を要することが分かりました。ウグイの稚魚、ギンブナ、ビリンゴなどの魚類、モクズガニ、ヌマエビなどの甲殻類たちを観察しました。
 ≪本番では---≫文化センターロビーには既に長靴姿の親子がスタンバイして集合、観察コース及び川底が滑りやすい等の注意事項を説明後、出発しました。湿度低く爽やかで絶好の観察日和の中、現地に到着、もう目を輝かせて元気印の子供さん方、生き物捕獲に必死な子、捕らえた生き物の観察に余念のない子、川底を恐々と歩く子など種々の風情が観察されました。例によって観察トレイで満足そうな表情の皆さんと分ち合い、振り返りを行いました。また、持ち返る生き物の飼育法などを説明し昼前既に気温上昇、本日の最高気温34℃の予測が出ている中、現地解散としました(記・金内)。

【観察した生き物】(下見を含む)
◎魚
 フナ、オイカワ、ゴクラクハゼ、モツゴ、ヨシノボリ、マドジョウ、マハゼ、タモロコウナギ、スミウキゴリ、ブルーギル(外来種)、カダヤシ(外来種)
◎貝 
  シジミ、タニシ、イシマキガイ、カワニナ
◎昆虫
 コオイムシ、ヒメガムシ、フタバカゲロウ、コガタシマトビケラ、セスジイトトンボ、コカマキリ、シオカラトンボ、アメンボ、ヤゴSP
◎その他
 クロベンケイガニ、モクズガニ、ハリガネムシ、アメリカザリガニ(外来種)、ヒル、ウシガエルのオタマジャクシ、ヌマエビ
◎植物 
  コカナダモ(外来種)、アオミドロ
【観察会の様子】
 
【左】川に入ると気持ちがよかったです。 【右】フナ

 
【左】 シジミ 【右】ハリガネムシ


【左】楽しかったです。
【右】魚は草の下にいました。


【左】川の中での楽しみ方と注意を最初にしました。
【中】思い思いの場所で採集しました。
【右】採集した生き物を解説しています。


【左】オイカワ
【中】ゴクラクハゼ
【右】ウナギ


【左】スミウキゴリ
【中】ブルーギル
【右】カダヤシ


【左】クロベンケイガニ
【中】クロベンケイガニに挟まれ「オー痛い」。引き離したらハサミを残して逃げました。
【右】クロベンケイガニに挟まれた痕。


【左】大きなモクズガニだよ。
【中】アメリカザリガニ。
【右】コオイムシ。


【左】ヒメガムシ
【中】イシを糸で括ってあるトビケラの仲間の巣。
【右】フタバカゲロウ


【左】コガタシマトビケラの仲間。
【中】セスジイトトンボのヤゴ?
【右】コカマキリが水辺にいました。


【左】シオカラトンボの♂
【中】イシマキガイと貝の卵。
【右】カワニナ


【左】タニシ
【中】ハリガネムシに触っています。ハリガネムシは川の中で卵を産む→孵化した幼虫は小さく水と一緒に水生昆虫に入る→水生昆虫をカマキリが食べる→カマキリの中で成虫になる→水際にカマキリが行った時這い出る。
【右】ヒルの仲間。


【左】コカナダモ(外来種)
【右】アオミドロ


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