【行事名】 「知多市・寺本台の農水路でヘイケボタルを観賞しよう」
【日 時】 2007年7月7日(土) 19:30〜20:50
【場 所】 知多市八幡寺本台地区の農水路(二級河川・信濃川の支流)
【天 気】 薄曇(天の川観察できず)
【担 当】 降幡、平松俊、小島
【参加者】 62名(内 子供さん 41名)
(会員:降幡、平松俊、小島、南川、榊原正躬、牧野、小川)
【内 容】
大勢の子供さん並びにお父さん,お母さん方が定刻、寺本台地区集会所前に集合、先ず「ホタルを見た人---」の問い掛けに約8割近くの方々のVサイン表示で安堵、引き続きヘイケボタルの概要説明をした後、薄曇りの中、出発しました。周囲には大規模な水田が広がり薄明かりながらも稲苗がすくすく育っているのどかな情景を北に見て水路に差し掛かるとヘイケボタル独特の淡緑光色の点滅を発見、直ぐに大きな歓声が上がりました。その後も間欠的ではありますが幸運にも幻想的なホタル観賞が出来、再び安堵しました。集会所に戻り皆の感想は「今日、ホタルが見られてよかったです」、「ホタルの光はもっと強いと思っていた」、「お伽の国に行ったようでした」などでした。その後、希望者による第ニ公園(集会所南側の雑木林)で夜の生き物観察を行い、オケラ、ヤブキリの鳴声を聴きながらクロコガネ、ノコギリカミキリ、イセノナミンマイマイ、そして圧巻は桜の葉で羽化最中のアブラゼミが観察できたことです。可愛そうにカメラフラッシュを沢山浴びての羽根伸ばしに躊躇している風情でした{ごめんなさいね}。皆で記念写真撮影後、解散しました(小川/ 記)。
【観察した生き物】
◎虫さん達
ヘイケボタル、タンボコオロギ、クロコガネ、イセノナミマイマイ、ナガヒョウタンゴミムシ、ノコギリカミキリ、メイガ、カゲロウ(成虫)、トビズムカデ、ダンゴムシ、カタツムリ、羽化中のアブラゼミ、オケラ及びヤブキリの鳴声など
◎その他
ヒイロタケ(キノコ)ほか
【観察会の様子】
【左】ヘイケボタルが飛んでる、飛んでいる。 【右】ナガヒョウタンゴミムシですね。
【左】森にモリチャバネゴキブリがいました。これは森しか住めません。 【右】ヒイロタケです。染料に使います。
【左】夜の散歩は楽しく、いろいろな発見がありました。
【右】アブラゼミが羽化していました。
【左】何頭かヘイケボタルを確認しました。
【中】対岸に渡って観察しました。
【右】大きなトビズムカデが壁についていました。
【左】水抜きパイプの中にアシナガバチの巣がありました。
【中】9
【右】トビズムカデ、大ムカデの仲間で強い毒があります。要注意、しかし、益虫ですからむやみに殺さないでください。
【左】ウメノキゴケの仲間。空気が汚れるとこのコケが見られなくなります。