【行事名】 「三重県大紀町滝原の自然ツアー」(知多市地域文化センター)
【日 時】 2006年11月23日(木) 9:30〜11:40
【場 所】 三重県大紀町滝原森林公園・滝原神社
【天 気】 くもり
【参加者】 45人
(会員:森田、霜鳥、山本、蔦谷、平松、吉房、沖田、吉川、村瀬、降幡)
【内 容】
天気予報では雨の予報になっていました。今までこの視察研修では雨が降ったことはありません。強運を信じてバスに乗り込みました。東名阪、伊勢自動車の両有料道路は、渋滞もなく順調に目的地に向かうことができました。途中の道路わきのアカメガシワ、ハゼノキの紅葉が見ごろで気持ちよく向かうことが出来ました。
最初の予定地の滝原森林公園に予定より早く到着し、自然観察とネイチャーゲームの「フィールドビンゴ」を行ないました。ここではマツボックリのリスの食べ跡(エビフライ)、リンドウ、いろいろなのキノコを見つけ楽しい観察が出来ました。
次に滝原神社に向かいました。滝原神社は伊勢神宮の元宮とも言われていて権威のある神社らしく大きなスギの木立の中に常緑樹が混じり立派な鎮守の森になっていました。特に境内の自生するルリミノキの瑠璃色の輝きは魅力的でした。また、森の中にあるモミジの紅葉が丁度良い時期できれいでした。
滝原神社は、先輩たちが長い年月森を守ってきた立派な財産で、大きな木はたくさんのエネルギーを吸収し炭素を固定してくれているため地球温暖化防止のために大変役に立っています。私たちが住んでいる知多市に戻ったら樹木を安易に切らないでと森を育てる努力をしたいものです。
【観察した生き物】
◎植物
タチシノブ 、ノキシノブ、シシガシラ、トウゲシバ、アラカシ、イチイガシ、シラカシ、ミヤマガマズミ、マンリョウ
、テンナンショウの仲間、オハラメアザミ?、リンドウ、ウリカエデ、カマツカ、
◎虫さん
ツユムシ、ワラジムシ、シャクガの幼虫、ヒメハルゼミ?(殻)、クスサンの繭、ワキグロサツマノミダマシ、イオウイロハシリグモ?
◎キノコ
ハダイロガサ、ハカワラタケ、カワラタケ、ヒイロタケ、ナガエノチャワンタケ、タマキクラゲ、スギエダタケ?、フウセンタケの仲間、オトメガサ?、ツチグリ、エリマキツチグリ、クチベニタケ、ヌメリイグチ
◎その他
シーボルトミミズ、シカの糞、松の球果をリスが食べたあと。別名エビフライ、
【観察会の様子】
【左】ルリミノキ 【右】滝原神社境内の紅葉
【左】滝原森林公園入口 【右】滝原森林公園入口展望台から