【行事名】
川の生き物観察(午前) 植物観察と標本作り(午後)
阿久比町立中央公民館主催
【日 時】
2013年8月5日(月) 9:00〜16:00
【場 所】
阿久比町中央公民館とその周辺
【天 気】
晴れ⇒雨⇒晴れ
【担 当】
降幡、吉房
【参加者】
午前の部 小学生19名 午後の部 小学生20名
(指導員:降幡、吉房)
【内 容】
阿久比町が例年開催する夏休み子供教室。午前中は殿越川の観察会である。
大変暑い日にも関わらず、川に入ると気持ちがよく、昨年より生きものが多いせいか、皆夢中になって生きもの探しである。あっという間に1時間が過ぎた。川沿いの石段に腰掛けて、降幡さんの解説を熱心に聞き、公民館に戻ってから発見した生きものをメモした。昼食の最中に、午後の観察が危ぶまれるくらい大雨が降り、子供達は体育館で自由遊びをした。
午後は公民館周りの観察会。土砂降りの後で珍しく水たまりがあちこちに出来ていた。雨のお陰で暑さをあまり気にせずに、観察会を進めることができた。公民館に戻り、フイルムルックスで標本をつくった。(記:吉房)
殿越川の川の生き物観察場所について
殿越川は阿久比高校から下流は3面張りとなっている。阿久比町保健センター前に人工で小規模のワンドが作られている。ワンドの底質は砂、泥、小石で周りにわずかに植物が生えている。川の生き物の採集はワンドの中で行っている。毎年、阿久比町立中央公民館からの依頼で子供向けの川の生き物観察会を行っているが現場は安全でいろいろな生き物を観察することができる。観察した生き物により、川の環境を知ることができ有効な行事である。(降幡)
【観察した生き物】
◎植物
オヒシバ、メヒシバ、クサギ、ザクロソウ、シロツメクサ、ムラサキエノコロ、アレチノギク、カヤツリグサ、ヤマハゼ、エビズル、カタバミ、カミエビ、ヘクソカズラ、ホシダ、カニクサ、ベニシダ、ワラビ、ハリガネワラビ、ゼンマイ、
◎昆虫
川の時⇒アオスジアゲハ、シオカラトンボ、アカムシ(ユスリカの幼虫)、コカゲロウ、ミズムシ、アメンボウ、マツモムシ、ハイイロゲンゴロウ、ヒメガムシ、ヤゴ(シオカラトンボ)、トビゲラの巣、
植物採集の時⇒クマゼミ、アブラゼミ、ニイニイゼミ、アオバハゴロモ、アシナガバチ、
◎魚
メダカ、ドジョウ
◎貝
ヒメタニシ、カワニナ、シジミ
◎その他
オタマジャクシ(ダルマガエル・ウシガエル・トノサマガエル)ザリガニ、アメリカツノウズムシ(外来)、ヒル、アオミドロ、エラミミズ
【観察会の様子】
【左】川の生き物の観察 【右】身近な植物の採集
【左】簡易標本作り 【右】植物の名前調べ
【観察会続き】
【左】アメリカツノウズムシ(外来) 【中】右上、アメリカツノウズムシ(外来)。左下、ヒルの仲間。 【右】エラミミズ
【左】ウマビル? 【中】カワニナ 【右】シジミ
【左】ヒメタニシ? 【中】トビケラの巣 【右】ユスリカ
【左】マツモムシ 【中】ミズムシ 【右】シオカラトンボのヤゴ
【左】ハイイロゲンゴロウ 【中】アメンボ 【右】アメリカザリガニ(外来)
【左】メダカ 【中】上、ウシガエル(外来)。下、トノサマガエル? 【右】アオミドロ
【左】クサギ 【中】アオバハゴロモ 【右】ゴミグモ
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