【行事名】 照葉樹林の森・イチョウの大木・甌穴(おうけつ)
【日 時】 2007年3月29日(木) 9:30〜17:40
【場 所】 綾照葉樹林→去川のイチョウ→関の尾の滝・甌穴群→御池→御池少年自然の家
【天 気】 晴れ
【内 容】
鳥が早起きか、観察会のメンバーが早起きか、というくらい。みなさんじっとしていられない。明るくなると、誰からともなく双眼鏡やデジカメを手に手に気の向くままに出発!途中で立ち止まって動かないグループ。どんどん行くグループ。行けばいった出必ず発見があるのでこれまたやめられない!おっと気づけばこんな時間、と、駆け足で朝ご飯を食べに戻る。時間が決まっていなけりゃ、いつまでたってももどれない???
綾の森
自然の家から1時間半ほどバスにゆられる。焼酎工場を横目に見ながら到着すると、ちょっと前まで日本一のつり橋だったという大きなつり橋が目に入った、下を見ると足が震えると言った高所恐怖症は誰?つばを落として高さをたしかめていたのはだあれ?一つ奥の谷筋より奥は大きな照葉樹林帯ということだったが、手前の方は戦争前後で切り出したということで雑木林のようになっていた。山桜が所々で満開だった。中に入っていくと、木を運び出したトロッコの跡がみられた。
トキワガキ、柿の仲間で冬に葉が落ちない南方系。オオバヤドリギ、実は小さなキゥイフルーツ。モロコシソウ(サクラソウ科)オカトラノオ属、黄色の花、南方系。ミサオノキ(アカネ科)反り返ったシキミのような花。カンザブロウノキ(ハイノキ科)。ウドカズラ(ブドウ科)ウドの葉のように2〜4の羽状複葉、南方系。タイミンタチバナ(ヤブコウジ科)。キミズ(イラクサ科)。アリドオシ(アカネ科)一両とも、千両万両アリドオシ(縁起物)。オオアリドオシ(アカネ科)前立腺の薬。バリバリノキ(クスノキ科)ハマビワ属、燃やすとバリバリ線香のにおい。コバノタツナミ(シソ科)。シマサクラガンピ(ジンチョウゲ科)大分以南の東側〜屋久島、南方系。ヒメイタビ(クワ科)葉脈の広がりが大きい。カギカズラ(アカネ科)高血圧改善によい、4本の鉤が出る、絶滅危惧種。ボロボロノキ(ボロボロノキ科)枝が折れやすい、幌幌の木、南方系。コバンモチ(ホルトノキ科)輪状に葉が着く、南方系。ハナガカシ(葉長カシ)(ブナ科)。ミヤマトベラ(マメ科)葉3枚種はマメ科らしくない。オオルリソウ(ムラサキ科)。ハマクサギ(クマツヅラ科)。シダ マツザカシダ(イノモトソウ科)イノモトソウに似る真ん中ふっくら。ナチシダ(イノモトソウ科)五角形に見える。オオイワヒトデ(ウラボシ科)フェニックスに似る。
去川のオオイチョウ
学校裏か何かの路地をひょいひょいと入っていったところに、なんとまあ大きな銀杏があった。村瀬さんが双眼鏡で幹を見て蘭が咲いてる!と叫ぶ。どれどれ、と一斉に視線が集まるものの、何しろ大きいイチョウだものだから、そうそう!という人と、どこどこという人といろいろ。しばらくするとみんな、「そうそう、あったあった、きれい!」と、同意。セッコクのピンクの可憐な花でした。
フラサバソウ(ゴマノハグサ科)オオイヌノフグリを毛だらけにして花を小さく白っぽくしたもの。
関之尾の滝 甌穴
下から眺める滝と、滝上のポットホールを眺めるのと2度楽しめる滝。悲恋の伝説がありました。
リンボク(バラ科サクラ属)バクチノキににる 葉の周りにフリル 鋸歯もある。
御池半周
ボラ土の場所もあり、川岸にはひきがえる?のオタマジャクシがびっしり。ゲンジボタルとヘイケボタルの両方出るところがあって、時期になると、パトロールに村井さんが出かけるとか。(家から15分くらい)とにかく真っ暗で、がざりと音がするとものすごく怖いとのこと。この間の音は、鹿だったかも・・・?だって。あたりには鹿の糞だらけ!おまけにシカにくっついている“ヤマビル”もまき散らされて、以前は考えもしなかったヤマビル対策をしないと夏は山に入れないのだそうな。糞に憤慨してるのは、だあれ?キジョランに謎の芋虫発見。テンナンショウの群落も発見!花が一斉に同じ方向を向かず、てんでばらばら。なんだか1年生の子どもたちみたい!
シロダモ(クスノキ科)ホソバタブに似る。イズセンリョウ、フサザキセンリョウ、ダンコウバイ、カギカズラ、ハドノキ(イラクサ科)
今宵の夜のレクチャーは、宮崎の鳥、宮崎最後の夜とあって、みなさんお疲れモードどころか、パワー全開???で、パワーポイントを交えた説明に目をランランとさせて聞き入るのでした。
【ゆりちゃんの鳥さんメモ】
● 早朝 御池青少年自然の家付近 20種類
イカル アオジ ウグイス ホオジロ ツバメ トビ キジ ヤマガラ メジロ エナガ スズメ ヤブサメ(この時点では変な虫の声だと思っていました) ツグミ ハシブトガラス キジバト ヒヨドリ シロハラ シジュウカラ カワラヒワ ゲラ類のドラミング(かなり大きな音だったのでオオアカゲラか??)
● 綾照葉樹林 10種類
シジュウカラ エナガ ヤマガラ ウグイス ツバメ(イワツバメかも) トビ メジロ ヤブサメ(まだ?でした。夜に鳥だと判明)?のワシタカ
● 甌穴群 6種類
キセキレイ カワセミ エナガ ウグイス メジロ シロハラ(水を飲むところを観察)
● 御池周辺 御池野鳥の森 前田さんにいただいた資料をチェック 19種類
カイツブリ カルガモ トビ オオバン アオゲラ コゲラ ヒヨドリ ミソサザイ ツグミ ウグイス ヤブサメ エナガ シジュウカラ ヤマガラ メジロ アオジ ハシブトガラス ワシタカの声 ゲラ類のドラミング
● 夜の研修会での前田さんの楽しいお話と画像・音声からたくさん学習することができました。特に、カメラマンのマナーの話、夏場のヒル、ヤブサメの声の話が印象に残っています。
【観察の様子】
【左】綾渓谷とつり橋。 【右】去川のオオイチョウ
【左】関之尾の滝と甌穴 【右】御池
観察場所:犬山市「犬山ユースで灯火に集まる虫観察」

【左】綾渓谷の入口。
【中】売店で味見。
【右】ガイドさんに解説していただいています。

【左】長いつり橋。
【中】深い谷。
【右】人が入るくらいな甌穴。

【左】ナチシダ
【中】カギカズラ
【右】カギカズラの幼樹。

【左】カナクギノキ
【中】ミツバツツジの仲間
【右】ミツバツツジの仲間

【左】廃道となった昔の軌道の跡。
【中】昔の軌道の跡を進む。
【右】19

【左】クスドイゲ(イイギリ科)
【中】白い菌類みたいです。
【右】コショウノキ

【左】
【中】コバンモチ
【右】シイノキが倒れていました。

【左】倒れたシイノキの近くの山道に露出した根。
【中】先ほど通過したつり橋。
【右】綾渓谷で記念写真。

【左】シカの角で傷つけられたサクラ。
【中】去川のオオイチョウの説明版。
【右】関之尾の滝

【左】フモトスミレ
【中】ルリミノキ?
【右】リンボク

【左】関之尾の滝の甌穴。
【中】甌穴
【右】37

【左】38
【中】39
【右】村井さんに御池の解説をしていただきました。

【左】オオバンとアイガモ。
【中】イチイガシを主体とした照葉樹林。
【右】澄んだ御池の水の色。

【左】バリバリノキ
【中】マムシグサ
【右】マムシグサ

【左】ミヤマシキミはシカは食べていません。
【中】シカの食べ跡。
【右】シカの食べ跡。

【左】シカの顎と歯。
【中】スクミリンゴガイ(ジャンボタニシ)が御池で繁殖しているそうです。
【右】52

【左】御池少年自然の家から霧島山系を望む。
【中】野鳥についての夜の講義。
【右】去川のオオイチョウに着生したセッコクラン。