カシノナガキクイムシ (略称:カシナガ

知るための観察会

【日 時】 2007年3月10日(土) 13:30~15:50
【場 所】 船(舩)津神社-東海市立名和小学校西隣り

<開催目的&成果>
 他地区のこととよそごとのように思っていた「カシナガ被害」が東海市の複数の場所で確認されました。
 知多半島での被害状況を把握するためにも、まず、会員が「カシナガの穴」がどんなものか知る必要があります。
 今回は急な開催でありましたが、天気に恵まれ、時間をかけてしっかり観察できましたので、参加者にはよく理解できました。(記・榊原正)


以下の7枚はクリックでビッグサイズになります
(成虫はすべて死んでいたものです)


【左】カシナガによる穴(穿孔)の下にはフラス(木屑と昆虫の糞の混合物)が付いている
【右】フラスをつまんで指の平にのせた場面


【左】穴の直径は2~3mm  【右】穴にいた昆虫(これがカシナガ)


【左】クモの糸に引っかかっている-いつから???  【右】手前が尻でした(取り出して確認)



【左】これ、ひょっとして、カシナガの幼虫???


【穴の様子と穴の大きさ】

【観察会の様子】



本日の立役者
 上の写真の子たちが今回の写真の“虫”を全部見つけました。最初に見つけて持ってきたときには、大人たちは感動しました。
 この子たちが見つけた個体数
  ・穴の入り口での成虫……2
  ・入り口付近の樹皮表面のクモの糸にひかかった成虫……2
  ・幼虫???……1
※大人も穴をいっぱい見ていたのですが…… (^_^;)