【行事名】 朽ち木のダンゴムシたち 主催 知多自然観察会/常滑ブロック 

【日 時】 2021年2月28日(日) 09:30〜11:30
【場 所】 集合:大曾公園P
【天 気】 晴れ
【担 当】 森田、平松俊
【参加者】 一般0名
      (指導員6名:浅井一、榊原正、田中央、降幡、森下栄、森田)
【内 容】
 予定していた親子向け自然観察会は緊急事態宣言中で中止(主催者要請)となり、やむなく自然観察指導員のみで「朽ち木の生きもの研究会」に模様替えして雑木林を探索することにしました。
なお、主催者を大曾公園から知多自然観察会に変更して対応しました。探索した雑木林は研修棟付近の雑木林と弓道場付近の雑木林です。
園内の雑木林は樹木、朽ち木、土壌とも乾燥状態で期待した生きものの数は多く有りませんが、それでもカブトムシ(幼虫)、シロアリの群れ、オカダンゴムシの群れ、ミミズの仲間等冬越し中の虫達の姿を観察できました。
観察途上ではニセアカシア(ハリエンジュ(針槐))の棘、コゲラの巣穴、オカダンゴムシの外来由来、オウシュウキンポウゲ、野良猫、イセノマイマイやキセルガイについて等、話題も尽きず楽しい時間を過ごすことができました。
一般参加者を募らず、指導員だけで気ままに野山の自然をテーマにしながら楽しむのも一興です。
(記・森田)
【観察した生き物】
◎植物
ニセアカシア(ハリエンジュ(針槐))、ソテツ(果実)、ビワ(花と果実)オウシュウキンポウゲ、カラスザンショウ(樹皮)、ウメ(開花)、アオキ(雄花)
◎動物
カブトムシ(幼虫)、キマワリ(幼虫)、コメツキムシ(幼虫)、コクワガタ(遺骸)、シロアリ、オカダンゴムシ、ベニシジミチョウ、ミミズの仲間、イセノマイマイ(貝殻)
◎その他
コゲラ(巣穴)、クロコブタケ、野良猫

【観察会の様子】



【左】伐採木の下探し     【右】明るい雑木林


【左】雑木林に分け入る      【右】枯れ葉めくり


【観察会続き】

観察した生きもの (植物・菌類)

【左】ソトツ 雌株   【中】ソテツの実 発芽   【右】ソテツの実 昨年に結実


【左】マメ科ニセアカシア(ハリエンジュ(針槐)の種子   【中】棘   【右】大棘


【左】キンポウゲ科リュウキンカ属オウシュウキンポウゲ   【中】ビワ 結実   【右】 ビワ 開花後

観察した生きもの

【左】カラスザンショウ樹皮の棘   【中】カラスザンショウ林   【右】キヅタ 結実


【左】梅林   【中】アオキ 雄花   【右】クロコブタケ

観察した生きもの (土壌動物など)

【左】オカダンゴムシ (明治初期からの外来種)   【中】シロアリの仲間   【右】ミミズの仲間


【左】イシムカデ   【中】コゲラの巣穴   【右】ベニシジミチョウ


【左】イセノマイマイ(貝殻)   【中】   【右】


【左】カブトムシ 糞   【中】カブトムシ 2齢幼虫   【右】カブトムシ 3齢幼虫 雌雄判定中(難しい)


【左】コクワガタ 頭部遺骸   【中】コメツキムシ 幼虫   【右】キマワリ 幼虫


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