【行事名】
「初夏の里山で生き物を探そう」
● 東浦町環境課主催
※雨により中止
【日 時】
令和元年7月11日(土) 9:30〜11:00
【場 所】
集合:東浦自然環境学習の森P
【天 気】
雨
【担 当】
竹内秀、桑原
【参加者】
一般:25名
(指導員:岩本、榊原正、鈴木汎、田中、竹内秀、藤井、古川、南川)
以下は、主催者の中止宣言の後、有志で(一般参加者も有志)活動したモノの報告です。
※ このような場合、当然、一般参加者等は「レクレーション保険」などの
保険は対象外
です
【内 容】
1週間雨ふりあげくの土曜日。朝から雨が降ったりやんだり。集合時間にも雨がバラばらっとふってきて、町主催の観察会は中止となった。しかし、コロナウィルスで中止続きの観察会がやっと開催できるようになったことと夏の虫(カブト、クワガタ)を見つけたいという2重の期待が高まり、中止を聞いて帰るのは町職員のみ。ほかの参加者は小雨の中、タモをもって傘をさしたりカッパを着たりしての自由度の高い観察会となった。
おたまじゃくしからカエルになったばかりの小さなカエルも見られた。雨の中、コナラの樹液か雨の雫かといった幹のぬれているところを探しながらお父さんと子どもが頑張って木を回ってカブトを一ぴきゲット。ナナフシを見つけたお父さんもいて、その珍しさを指導員から聞くと、カブトムシを捕った子がナナフシがぼくもほしいなあと言う視線。でもこれは運ですね。今とれるカブトムシもレアものといわれてちょっと安心。といった、様々な子ども模様?(心境)
ザリガニ池の中でヨシノボリなどをとると、水たまりの中でじっくり観察といった雨の日ならではのほほえましい様子も見られた。雨が小雨になり止んで空が明るくなると、アオスジアゲハやトンボが待ってましたとばかりに羽を広げる姿が見られた。
学習の森の社員が2匹増え、草刈り作業をしてくれている。今日は雨の中であったが、いつもはしっかり働いている。会いたい人はぜひ訪れてほしい。社員は誰かというと「ヤギ」ちゃんと小屋も造ってあった。
【観察した生き物】
・昆虫:アオスジアゲハ、コクワガタ、カナブン、チョウトンボ、コシアキトンボ、ベニシジミ、モンキチョウ、カマキリ(幼)、ヤマトシジミ、ツマグロヒョウモン、アメンボ、ナナフシ、ミヤマカミキリ、ゾウムシ
・両生類:アマガエル、ツチガエル、 ・鳥類:ウグイス、ホオジロ、ハクセキレイ、メジロ、ツバメ、ヒヨドリ、カワセミ(声)、コゲラ(声)、ハシブトガラス
・植物:ガマ、アカメガシワ
・その他:カナヘビ、イセノナミマイマイ、マルタニシ、アメリカザリガニ(外来種)
【観察会の様子】
【左】雨は本降りとみなし中止を決定。以後、各自の責任で入場 【右】小さなカエルの観察
【左】池ですくった獲物を道路の水たまりに放流し、観察 【右】同左の様子を近接撮影
【左】アトボシアオゴミムシ。チョウ、カエル、ザリガニなどを大好きな坊やはこの虫に興味示さなかった
【右】コツブダケ。近頃では珍しい。ナイフで切って、中を見せた。大人はちょっと感動。子供は興味なし
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