【行事名】 「里山の秋を見つけよう」
【日 時】 令和元年10月20日(日)9:30〜11:30
【場 所】 東浦自然環境学習の森
【天 気】 晴れ
【担 当】 水野恭、岩本
【参加者】 一般:28名
(指導員:岩本、門脇、竹内秀、田中央、藤井辰、水野恭、南川、)
【内 容】
10月に入っても台風の影響を受け、関東・長野地方は河川の決壊により大きな被害を受けた今年。昨日は一日雨で天気が心配されたが、今日は秋晴れとなり、日向に出るとまだまだ日差しがきつく暑い日であった。今日は、虫網をもったたくさんの親子、日本エコロジスト協会の生き物調査の若者たちが参加した。
秋の里山には、たくさんの恵みがある。アケビやヤマイモ(ムカゴ)などの食べるとおいしい植物や、きれいに色づいたカラスウリの実、ノブドウや、実の中からアンモナイトが出てくる黒い実アオツヅラフジ、草原を飛び回るイナゴ類、コオロギ類、モンシロチョウやキチョウ、ヤマトシジミやウラギンシジミのチョウ類はみられたもののアキアカネなどトンボ類は確認できなかった。
パカリと口をあけているアケビに「あまい」「おいしい」と声が上がった。まだ、樹木は色づいていなかったがヒメジョオンやミゾソバ、イヌタデ、ヨメナなど色とりどりの秋の野の花を楽しむことができた。 (記・竹内秀)
【観察した生き物】
植物(菌類含む):イヌタデ、ミツバアケビ、ヨウシュヤマゴボウ、カラスウリ、ツリガネニンジン、スミレ、ヤマノイモ、ミゾソバ、ヌルデ、ムラサキシキブ、ノウタケ、オニフスベ、シュタケ、カンゾウタケ、クリ、センダン、ウメモドキ、サンショウ、コナラの実、ノブドウ、アオツヅラフジ、テングノカクレミノ、キツネノマゴ、オオバコ、カタバミ、ヒメジオン、セイタカアワダチソウ、アキノノゲシ、ヨシ、ススキ、アメリカセンダングサ、
昆虫:ジョロウグモ、ナガコガネグモ、ハグロトンボ、イナゴ、コバネイナゴ、ツチイナゴ、エンマコオロギ、オンブバッタ、オオカマキリ、ハラビロカマキリ、ヤマトシジミ、ササキリ、ベニシジミ、 ヒメジョウシナガカメムシ、モンシロチョウ、キチョウ、ミドリヒョウモン、ウラギンシジミ、アサギマダラ、シオカラトンボ、アキアカネ、ウスバキトンボ、ヤブキリ、ケバエ、モンキアゲハ、ナナホシテントウムシ、ススメバチ、セイヨウミツバチ、オジロアシナガゾウムシ、アメンボ、
爬虫・両生類:ヌマガエル、アマガエル、ニホントカゲ、カナヘビ、
鳥類:ハクセキレイ、セグロセキレイ、キセキレイ、アオサギ、カワラヒワ、ヒヨドリ、キジバト、モズ、ハシブトガラス、ハシボソガラス、カワセミ、オオタカ、チョウゲンボウ、
魚類・甲殻類・貝類:メダカ、ヨシノボリ、スジエビ、アメリカザリガニ、マルタニシ、ヒメタニシ、カタツムリ
【観察会の様子】