【行事名】 「企業緑地の生き物」 ●知多市環境政策課主催
【日 時】 2019 年 5 月 11 日(土) 9:30 〜 11:30
【場 所】 出光興産愛知製油所
【天 気】 晴
【担 当】 南川、吉房
【参加者】 一般:大人 45名、子供 56名 市役所:阿知波、大澤
指導員:鈴木、中井、野村、藤井辰、森田、南川、吉川勉、吉房、
【内 容】
初めに講堂で総務課長の森下様より会社の概要についての説明、つづいて南川さんより観察の注意と観察会員の紹介、おわりに市役所の阿知波さんより諸注意があり観察会が始まった。100名超える盛会。真夏日になるとの予報に、うれしいやら不安の混じった思いで出発。
芝生の所で虫取りをはじめ、子ども達は大喜びである。虫取り網で上手に捕まえる子、ナミホシテントウやバッタの幼虫を手で捕まえる子、親御さんも童心に返り皆歓声をあげて、昆虫を追いかけていた。カタツムリを自分の手で捕まえられない女の子が、勇気を出して初めて虫籠に入れると「私が捕まえたかたつむり!!」と誇らしげに皆に見せていた。これをきっかけに他の虫も触ることができることでしょう。
緑地帯に入ると、「ひんやりして気持ちいい!!」と虫探しにまた夢中になったが、残念ながらカブトムシの幼虫を見つけることができなかった。親御さんは木々や草花を興味深く観察していた。芝生に出るとまた虫探し、目線が低いので様々な生き物を見つけていた。さなぎから成虫になったばかりの黄色いナミテントウを見つけた子は「初めて見た!!」と大喜び。私も初めて!別の子は2匹の大きなズアカムカデを見つけ、お父さんが殺さないで、側溝に逃がして下さり助かった。
参加者が多くごった返していたのに、「ゴールデンウイークより楽しかった」「こんなに楽しく虫取りができてうれしかった!!」と口々に言っているのを聞いてうれしかった。45万本もの樹木の森は生き物の宝庫となり素晴らしい。(記:吉房)
【観察した生きもの】
◎ 昆 虫
ナミホシテントウ、タイワンクマバチ、キリギリス(幼虫)、アオスジアゲハ、モリチャバネゴキブリ、モンキチョウ、シロテンハナムグリ、ゾウムシ、アシナガバチ、ニホンミツバチ、ハナアブ、ベニシジミ、アゲハチョウ、
◎ 植 物
トベラ、シナサワグルミ、クスノキ、カクレミノ、ハクサンボク、ヤツデ、アカメガシワ、キズタ、イヌビワ、ホソバイヌビワ、シュロ、ホルトノキ、トウネズミモチ、ツバキ、ハマヒサカキ、シャリンバイ、イスノキ、クスノキ、セイヨウヒイラギ、ヤマモモ、テイカカズラ、メタセコイア、ニセアカシア、ハゼノキ、カイズカイブキ、トウカエデ、シロツメクサ、コメツブツメクサ、ギシギシ、スイバ、ドクダミ、シャガ、フキ、カラスノエンドウ、カスマグサ、スズメノエンドウ、シャガ、ヤブガラシ、ヤブニンジン、ヤブジラミ、オオバコ、ヒメジオン、ススキ、マツバウンラン、ヨモギ、ケキツネノボタン、キツネアザミ、ジシバリ、チヂミザサ、チガヤ、フラサバソウ、キュウリグサ、ワラビ、ベニシダ、
◎ 鳥
ホオジロ、カワラヒワ、スズメ、ハクセキレイ、コゲラ、シジュウカラ、ヒバリ、ハシブトガラス、ムクドリ、ツバメ、ドバト、ケリ、
◎ その他
ヅアカムカデ、トカゲ、カタツムリ、
【観察会の様子】