【行事名】 秋の虫を見つけよう 主催 東海市施設管理協会(エコスクール)

【日 時】 2016年9月25日(日) 09:30〜11:30
【場 所】 集合:大池公園P
【天 気】 晴れ
【担 当】 平松俊、森田琢
【参加者】 一般24名 (大人10名、子供14名)
      (指導員4名:平松俊、森田琢、榊原正、藤原辰)、(主催者:2名)
【内 容】
 昨日までの雨も止み観察会は好転に恵まれました。定時に集合、挨拶、諸注意の後散策コース脇の草原へ全員が移動、30分ほど自由に虫捕りを楽しんでもらいました。
エンマコオロギが沢山捕獲されましたが、ショウリョウバッタ、オンブバッタも目立ちました。ウスバキトンボも沢山飛び交っており、お父さんやお母さんのトンボ捕りが出番になりました。
皆が採集した昆虫たちについて質問を受けた後次の草地へ移動しました。
散策路を移動途中、道路脇の草地には茸(オオシロカラカサタケ)が沢山生えており話題になりました。公園休憩所隣の草地でも同様に30分ほど虫探しをしてイナゴ等を見つけました。
次いで菖蒲池周囲に移動して虫探しを継続、ここではドングリ(マテバシイ)拾いも楽しめました。池の排水溝近くではシマヘビが見つかり子供たちは恐る恐る近づいて歓声を上げていました。
最後に東屋へ移動して今日採集観察した虫たちについてまとめた後、アンケート記入を頂き、現地解散しました。
観察コース途上では「葉っぱ手裏剣」や「草バッタ」作り、「イヌマキの実の味見」など飛び入りのイベントもあり話題豊富な観察会になりました。
(記・森田琢)

【観察した生き物】
◎植物  (開花・結実)
セイバンモロコシ、ニラ、ハギ、エノコログサ、タマスダレ、ヒガンバナ (開花)
イヌマキ、マテバシイ (結実)
◎昆虫
バッタ科:ショウリョウバッタ、オンブバッタ、マダラバッタ、イボバッタ、クルマバッタモドキ
キリギリス科:クビキリギス、ホシササキリ
コオロギ科:エンマコオロギ、ツズレサセコオロギ(鳴き声)、オカメコオロギ、ミツカドコオロギ(声)、シバスズ、アオマツムシ(鳴き声)、
イナゴ科:コバネイナゴ
トンボ科:ウスバキトンボ
アゲハチョウ科:ナミアゲハ、ナガサキアゲハ、アオスジアゲハ、ナガサキアゲハ?
セセリチョウ科:チャバネセセリ
シジミチョウ科:ウラギンシジミ、ヤマトシジミ
シロチョウ科:キタキチョウ、モンシロチョウ?
タテハチョウ科:ツマグロヒョウモン
メイガ科:マメノメイガ
カメムシ目:フタモンホシカメムシ、ツチカメムシ、クモヘリカメムシ、アブラゼミ(声)、ツクツクボウシ(声)
甲虫目:ナナホシテントウムシ、セアカヒラタゴミムシ、クロウリハムシ
ハチ目:ヒメバチ類、クマバチ、クロヤマアリ
ハエ目:ヤブカ類
◎菌類
オオシロカラカサタケなど
◎その他
クモ類:サツマノミダマシ、ハエトリグモ
カタツムリ(イセノマイマイ)
は虫類:シマヘビ

【観察会の様子】



【左】開会、諸注意     【右】草はらで虫探し


【左】トンボ捕れたよ      【右】どんな虫が捕れたかな


【観察会続き】

観察会周辺の景観 ・・・ 開花中の草花

【左】セイバンモロコシ   【中】ニラ   【右】タマスダレ


【左】ハギ   【中】   【右】彼岸花

観察した生きものなど

【左】見せてね   【中】バッタをゲット   【右】トンボだよ


【左】ショウリョウバッタ   【中】エンマコオロギ   【右】エンマコオロギ


【左】2歳以下の参加者1名      【右】ハギがきれいに咲いてました


【左】昆虫について質疑   【中】ハッパ手裏剣   【右】作り方解説、遊び方伝授


【左】キノコの説明   【中】芝原の茸観察   【右】オオシロカラカサタケ


【左】休憩所横の草原で虫探し   【中】何クモかな? サツマノミダマシ  【右】ハエトリグモ


【左】ドングリ拾い   【中】排水溝に蛇がいるよ!   【右】シマヘビ


【左】葉っぱが虫に食われていました   【中】犯人はこれだ!! ハグロハバチ幼虫  【右】採集した昆虫の説明


【左】葉っぱ手裏剣作りの続き   【中】セアカヒラタゴミムシ   【右】コバネイナゴ


【左】オンブバッタ 緑   【中】オンブバッタ 茶   【右】ナナホシテントウムシ


【左】クビキリギス   【中】ホシササキリ   【右】イボバッタ


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