【行事名】 秋の虫を探そう 主催:東海市施設管理協会 

【日 時】 2015年9月27日(日) 9:30〜11:30
【場 所】 集合:大池公園P
【天 気】 曇り後晴れ
【担 当】 平松俊、森田琢
【参加者】 一般28名 9家族(大人14名、子供14名)
      (指導員3名:平松俊、森田琢、古川)
【内 容】:予報は晴れ、しかしいつ降るかわからないようなドン曇りの天気になりました。「秋の虫を見つけよう」という新企画の行事に予想をはるかに上回る32名もの応募がありました。
9:30過ぎに参加予定者がすべて集まり、施設管理課長さんのあいさつの後、赤とんぼの説明と注意事項を話しました。
あいさつ、説明の後観察に出かけ、バラ園南側の土手周辺で観察を始めました。
1か月以上前から観察会当日までの間の草刈り禁止をお願いしてあったことが功を奏して適当に雑草が育ち、トンボが飛び交い次から次へとバッタが跳び出し、皆楽しそうにそれらの虫を追いかけました。
30分ほど観察したのち次の観察地菖蒲園周辺へ移動しました。ここでもバッタを中心にいろいろな虫が見られ、特にイナゴが目立ちました。3か所の観察を予定していましたが参加者に幼い子も多く時間的に無理と判断してここで11:00頃まで観察を行いました。
観察終了後、近くの東屋に集合、皆が捕まえた虫かごの虫の説明をして観察会を終了しました。
今日見ることは無理と思っていたアキアカネやナツアカネが虫かごに入っていて驚きました。天気がいまいちでチョウが少なかったのは残念です。
(記・平松俊)
【観察した生き物】
◎昆虫
バッタ科 ショウリョウバッタ(♂)、オンブバッタ、マダラバッタ、イボバッタ、ヒシバッタ
イナゴ科 ツチイナゴ、コバネイナゴ
キリギリス科 クビキリギス、クサキリ(幼虫)、ホシササキリ、オナガササキリ、ツユムシ
コオロギ科 エンマコオロギ(♂♀)、オカメコオロギ、ミツカドコオロギ、アオマツムシ(♂)、シバスズ
カマキリ科 ハラビロカマキリ、コカマキリ
トンボ科シオカラトンボ属 シオカラトンボ
トンボ科アカトンボ属 ナツアカネ、アキアカネ
トンボ科ウスバキトンボ属 ウスバキトンボ
イトトンボ科 アジアイトトンボ
アゲハチョウ科 アオスジアゲハ、モンキアゲハ
セセリチョウ科 イチモンジセセリ
シジミチョウ科 ウラギンシジミ、ウラナミシジミ、ヤマトシジミ、ベニシジミ
タテハチョウ科 ツマグロヒョウモン、ナミヒカゲ、クロコノマチョウ(幼虫)
ヤガの仲間
ミツバチ科 タイワンタケクマバチ
ハナアブ科 ナガヒメヒラタフブ、ホソヒラタアブ
ハバチ科 カブラハバチ
クロバエ科 ツマグロキンバエ、キンバエ類
セミ科 ツクツクボウシ(鳴き声)
アオバハゴロモ科 アオバハゴロモ
コガネムシ科 アオドウガネ、コアオハナムグリ、マメコガネ
オサムシ科 セアカヒラタゴミムシ
◎その他
カタツムリ(イセノマイマイ)
◎植物(開花中)
イネ科チガヤ、キンエノコログサ
カヤツリグサ科 カヤツリグサ
マメ科 ミヤギノハギ、シラハギ、ヌスビトハギ
ヒガンバナ科 ヒガンバナ、ニラ
アカバナ科 ヒレタコボウ(アメリカミズキンバイ)
キク科 アキノノゲシ
バラ科 バラ
ブナ科 マテバシイ(結実)

【観察会の様子】



【左】公園Pで開会、諸注意     【右】バラ園周辺の草地でトンボ獲り


【左】菖蒲園で虫探し      【右】虫かごいっぱいでした


【観察会続き】

観察した秋の虫など

【左】ヤマトシジミが沢山飛んでいました   【中】赤とんぼが(アキアカネ、ナツアカネ)飛んでる   【右】エンマコオロギを皆がゲット!


【左】僕が獲ったよ   【中】自慢の一匹   【右】向こうは東海市庁舎


【左】マテバシイどんぐり拾い   【中】   【右】クロコノマチョウ(幼虫)


【左】   【中】   【右】


【左】 アカバナ科ヒレタコボウ(アメリカミズキンバイ)   【中】コニシキソウ   【右】


【左】ナガヒメヒラタアブ   【中】コバネイナゴ   【右】エンマコオロギ


【左】コカマキリ   【中】アジアイトトンボ(♂)   【右】オナガササキリ


【左】ツユムシ   【中】バッタ類幼虫   【右】シバスズ


【左】ウラギンシジミ   【中】キンバエ類   【右】ベニシジミ


【左】ナミヒカゲ   【中】コアオハナムグリとツマグロキンバエ   【右】マメコガネ


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