【行事名】 春、草木の花を訪れる虫たち 主催 : 大曽公園 

【日 時】 2015年5月10日(日) 09:30〜11:30
【場 所】 集合:大曽公園P
【天 気】 晴れ
【担 当】 森田琢、平松俊
【参加者】 一般7名 (大人4名、子供3名)
      (指導員12名:森田琢、平松俊、榊原正、森田博、古川、降幡、浅井一、森下保、森下栄、永田、門脇、柴山)
【内 容】
 自然保護協会がキャンペーンしている今年の全国一斉自然観察会は「仲間と一緒に"におい"を観察しよう」が共通テーマです。
開花中の花は固有の色香を周辺に漂わせて虫たちを誘っています。今回はそうした花を訪れている昆虫に目を向けて観察会を進めました。
 昨日は小雨も降りましたが、ここ1週間は概ね好天と気温に恵まれ絶好の昆虫観察日和が続いています。
朝からやや風が強く、昆虫は葉陰に隠れて見つけにくい日ですが、沢山の虫好きなガイド役が集まりそんな心配は吹っ飛びました。
開花中の花の周囲で次々に小さな昆虫を見つけては歓声を上げ、参加した子ども達に興味を持たせるよう見せたり触らせたりできました。
ミツバチ牧場では新たに十数個の養蜂箱が置かれ、ハタラキバチの様子を手に取るように観察できました。彼女たちの社会生活についても少なからず解説できました。
観察コース最後のツツジ植栽通りでは期待通りナガサキアゲハを捕らえ見て頂くことも出来ました。
約1時間40分で周回を終え、元の東屋で分かち合い、集合写真を撮って解散しました。採集した昆虫は撮影後全てリリースしておきました。
(記・森田琢)
【観察した生き物】
◎植物
開花中 :
ジャスミン、トベラ、スイカズラ、ニセアカシア、ヒラドツツジ、クロマツ、フジ、ノイバラ
未開花 : クズ、ナギナタガヤ (ミツバチ牧場栽培)
◎動物
昆虫 :
ナガサキアゲハ、アオスジアゲハ、セイヨウミツバチ、クマバチ、ジガバチ、コアオハナムグリ、マルカメムシ、アワフキムシ、アトボシアオゴミムシ、ジョウカイボン、クビキリギス

◎その他
コガネグモ、カタツムリ

【観察会の様子】



【左】ススメバチに注意しましょう     【右】触ってみよう (アオスジアゲハ)


【左】大きなナガサキアゲハ捕まえた      【右】解散前に全員集合写真


【観察会続き】

観察会周辺の景観 (開花中の植物と訪花昆虫の下見)

【左】ミツバチの蜜源「ニセアカシア」開花中   【中】クロマツとツツジ開花中   【右】トベラ開花中、クズ繁茂


【左】ミツバチ牧場     【右】アゲハチョウが飛び交うツツジ植栽開花中

観察した生きものなど

【左】何の蛹かなあ?   【中】ジャスミン 芳香を漂わせながら開花中   【右】コガネグモ


【左】手を動かさないで   【中】マルカメムシ   【右】トベラノの花の香り漂う


【左】ミツバチ、クマバチが飛び交う   【中】白い花と黄色い花が同居するスイカズラ   【右】クズが好きなマルカメムシ


【左】ノイバラとコアオハナムグリ   【中】フジの花にもハナムグリが沢山集まっていました   【右】トベラの花とクズの蔓草は虫たちの楽園


【左】花の蜜を味わってみよう     【右】怖がらないで見てごらん


【左】アワフキムシの幼虫が作った泡   【中】カメムシの仲間、アワフキムシ   【右】カタツムリの赤ちゃん 2mmサイズ


【左】セイヨウミツバチの養蜂箱   【中】   【右】出入り口のハタラキバチ(門番)


【左】   【中】ピラカンサ開花中   【右】ハナムグリ、ミツバチが訪花


【左】ヒメヒラタアブ   【中】花蜜採集中のセイヨウミツバチ   【右】ナガサキアゲハ


【左】ナガサキアゲハ   【中】ナミテントウ 幼虫   【右】ナミテントウ


【左】 クモの仲間   【中】ハラビロトンボ   【右】毒蛾の幼虫


【左】柔らかな甲虫、ジョウカイボン   【中】クビキリギス   【右】クビキリギス


【左】コフキゾウムシ   【中】ジガバチ   【右】アトボシアオゴミムシ ?


【左】クマバチ   【右】コアオハナムグり   


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