【行事名】 冬の風物 渡って来た海辺の鳥を見よう  ● 武豊ブロック主催

【日 時】 2015年(H27)1月25日(日) 9:30〜11:30
【場 所】 名鉄河和口駅前の海岸
【天 気】 晴
【担 当】 古川、畠
【参加者】 一 般 9人 (大人9人 小人0人)
       指導員:6人 古川、鈴木樹、畠、森田博、畑中、伊藤伸 (畠 記)

【内 容】
一昨日の冷たいびゅんびゅんの風、昨日の冷え込み。今日は打って変わって穏やかな暖かい日に恵まれた。護岸堤防に上がって見ると、そこはキラキラと光って早や「2月の海」を呈していた。
 しかし、様子が少し変。いつもより鳥の数が大幅に少ない。聞けばおとつい、女性漁師が海で行方不明となり、ずっと捜索が続いているのだと。今日も10時にヘリコプターが来て、海(漁船)と空からの捜索が続けられた。
 観察場所を北方へ移し、布土から四海波あたりで行うことも考えたが、「こんな中、鳥たちはどんな反応を示すか、それを見るのも観察だ」との声に、一同納得。早く発見されることを祈ってスタートする。
 最初はヒドリガモの小集団、つづいて早くもイソヒヨドリ、メスなのでちょっと残念。とミサゴが悠々と飛翔・旋回。海が騒がしいにも関わらず姿を見せてくれた。
 汐の引いた湿った砂浜を、ハクセキレイ、セグロセキレイがせわしげに歩行、ちょこちょこ止まっては何かをついばんでいる。
 遠くの突堤下にコサギが一羽ジッとしており、その手前にシロチドリがやはりほとんど動かずにいる。何とものんびりした光景。丘側にはいつものジョウビタキ、ツグミ、メジロ、ムクドリ、キジバト等が現れた。
 今日は大人ばかりであったが、新しい人達も加わり、鳥の名前や特徴、生態の説明を熱心に聴き、メモをするなど、これは次につながるな と期待が持てる観察会であった。

【観察できた種】
ヒドリガモ、ハシビロガモ、ホシハジロ、カワウ、ユリカモメ、ミサゴ、トビ、コサギ、シロチドリ、イソヒヨドリ、ホオジロガモ、オカヨシガモ、イソシギ、スズガモ、カルガモ、ハマシギ、オオセグロカモメ、ミミカイツブリ、アオサギ、ダイサギ、ムクドリ、ツグミ、セグロセキレイ、ハクセキレイ、ノスリ、ジョウビタキ、ビンズイ、カワラヒワ、スズメ、メジロ、ヒヨドリ、キジバト、ハシブトカラス、ハシボソカラス  以上

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