【行事名】 遥か渡って来た鳥たちを見よう  ● 武豊ブロック主催

【日 時】 2014年(H26)11月16日(日) 9:30〜11:40
【場 所】 武豊町 旧名古屋市野外教育センター南
【天 気】 快晴
【担 当】 古川、伊藤伸
【参加者】 一 般 10人 (大人7人 小人3人)
       指導員:7人 古川、榊原正、森田琢、牧野、鈴木汎、畠、伊藤伸 (畠 記)

【内 容】
 初冬の穏やかな日に恵まれた。こういう日を小春日和というのでしょうか。この春名古屋市野外活動センターが閉鎖され、今年は路上駐車となった。しかし車の通行が少なく大型車も通らないこともあって、道幅の広い所を選んで駐車、何とか支障なく過ごせた。
 モズの高鳴きに始まってヒヨドリ、メジロが、道沿いの赤や白の実を付けた木々で賑やか。少し行くと電線にツグミが3羽。スコープを合わせてじっくり見る。「茶色と白と黒の模様。ピンと立っていて顔が鋭い」と小学生の女の子の声。途端に大人の皆さんが「どれどれ」と寄って「あれがツグミか・・」と。上空ではカラスが何か追い払っているような飛翔。と、その先に尾の長い鳥が攻撃をかわしながら飛んでいる。「チョウゲンボウです」と古川指導員。猛禽類の出現に皆さん興奮。
 やがて田んぼや畑が広がっている所に出た。スコープでじっくり探す。刈田の中にケリが4羽。その手前のすっかり葉を落とした中位の柿の木にふわりと鳥が止まった。焦点を合わせると何と今度はノスリであった。じっとしていて、全員しっかり観察できた。
 伝蔵池ではアオサギ、コサギ、カイツブリ、コガモ、ウ、イソチドリなど。
 折り返しての水路沿いでは、セグロセキレイとハクセキレイが何頭も水路内や道を、ちょろちょろ、ちょろちょろと歩いて、我々を案内。上空を今度はハイタカが大きく旋回。
 新池ではカワセミが池の縁に沿って飛び立ち、綺麗な色を披露。鹿の子模様の幼鳥ゴイサギも池に伸びた木の枝でジッとしていた。  猛禽類が3種、ケリ、カワセミ、イソチドリなど、普段あまり目にしない鳥たちに会えて、皆さん満足された様子。子どもたちには今日の感激がずっと残って行ってと願う観察会でした。
【観察できた種】
ツグミ、モズ、チョウゲンボウ、メジロ、ヒヨドリ、アオサギ、キジバト、キジ、ジョウビタキ、ノスリ、ケリ、シロハラ、カワラヒワ、カイツブリ、コサギ、コガモ、イソシギ、スズメ、ハシボソ・ハシブトカラス、キジ、セグロ・ハクセキレイ、ヒバリ、アオジ、カワウ、ゴイサギ、カワセミ、ハシビロガモ、ムクドリ、ウグイス、カルガモの計32種 +モンキチョウ、ヒメアカタテハ
                                  以上    (記: 畠 )

【観察会の様子】

【左】始まりのお話   【右】遠くのアオサギを観る。草むらに隠れてしまった


【左】伝蔵池での観察の様子 【右】指にタンポポの“金の指輪”をつけてちょっと嬉しい

【観察会の様子-追加】


【左】モンキチョウ。卵の産み付けではなかった  【中】ツグミを観る  【右】遠くの枝に止まっているノリスを観る


【左】イソチドリを観る  【中】ここにシロツメクサの花があったので“銀の指輪”もできた 【右】上空のハイタカを観る


【左】三面張りの川底のセキレイを観る  【中】新池。ゴイサギを観る  【右】最後の観察地で終わりのお話。ここで解散


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